ブラック企業からホワイト企業へ転職を成功させ、
人生を変えたしゃちほこの実体験から解説します!
今回のテーマは、「【悲報】新卒で配属ガチャに負けた。。すぐ動かないと大変なことになるぞ!!」です。
僕の経験を元に解説をしていきます。
- 配属ガチャに負けたら今すぐ脱出するための行動を開始せよ!
- 脱出方法の1つ目は転職。社内異動は2〜3年の時間が必要であるため、転職を第一の選択肢とする
- 脱出方法の2つ目は社内異動。あくまで転職活動のコンチプランとして進める
▼結論:新卒で配属ガチャに外れたらさっさと転職したほうがいい
新卒で配属ガチャでハズレを引いてしまった場合にどうすればいいのか。配属ガチャを引いた時の対策は大きく分けて2つです。
- 転職活動をし、社外に脱出する
- 社内公募やコネで社内別部署に脱出する
僕はこの2つの両方を試しましたが、結論から言うと転職活動の方がおすすめです。その理由について解説していきます。
- 20代、第二新卒はすぐ転職できるから
- 「最悪転職すればいい」という姿勢で仕事に臨めるから
- 社内公募は時間がかかる&倍率が高い
- コネでの異動は文句が言えないから
脱出に向けた行動を今日からするのが大事!
待っていても誰も助けてくれないよ!
20代、第二新卒はすぐ転職できるから

大学卒業後に新卒で入社して社会人経験が2~3年未満の若手社会人向けの求人。近年企業からの需要が増えている。
20代前半、第二新卒は通常の転職とは異なり、簡単に転職できます。理由は実績でなく、ポテンシャルで採用してもらえるからです。「入社してすぐに転職なんてできなそう」と思うかも知れませんが、今入社3年目以内の第二新卒が非常に増えています。
世の中には無数のエージェントが溢れており、中には悪徳エージェントも存在する。悪徳エージェントはどこでもいいからともかく転職させようとしてくるから要注意。
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優しく相談に乗ってくれるから安心!
参考:【決定版】JACリクルートメントの評判はいいって本当?実際に使った人の口コミを分析してみた
参考:【決定版】マイナビエージェントの評判はいいって本当?実際に使った人の口コミを分析してみた
参考:ホワイト企業の転職に強い!dodaエージェントを利用して感じたメリット、デメリット
「最悪転職すればいい」という姿勢で仕事に臨めるから

転職するかしないかは別として、転職活動でもらうオファーを通じて自分の市場価値が理解できれば「最悪転職すればいい」と思うことができます。この後ろ盾があると、無駄に上司の機嫌や周りの評価を気にすることなく仕事ができます。
転職エージェントに登録し、エージェントと面談するだけですぐに求人情報がもらえる。想像以上に沢山選択肢をもらえ、キャリアの視野が広がるのでおすすめ。
社内公募は時間がかかる&倍率が高い

社内公募に応募しようと思うとともかく時間がかかります。応募条件を見ると「現在の部署に〇年以上所属していること」というような制約が存在しています。
また、社内公募は出てくる部署が限られているため希望する部署がないことも多々ありますし、希望する部署があっても倍率が高いです。そのため、今の部署で評価を勝ち取っているこ
とが条件になります。上記を踏まえると2〜3年くらい先でないと社内公募で通過することは難しいのです。
自分から手をあげて異動できる制度は社内公募くらい。そのため、倍率がめちゃめちゃ高くなる&多くの場合若手社員は採用されない。
2-3年も待ってられるか!って話ですよね。
コネでの異動は文句が言えないから

コネでの異動という方法もありますが、コネで異動すると「文句が言えない」というリスクが
あります。具体的には、業務内容や評価の内容にケチをつけたくてもつけられません。
「異動させてもらった」という恩義があるため、どんな理不尽も全て飲み込まなくてはいけません。異動した直後はいいですが、これが続くとさすがに「異動しない方がよかったのでは?」と思ってしまいます。
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マイナビエージェントは
20代と第二新卒に強いことで有名だよ!

▼配属発表までのフローとは?
配属ガチャとは、入社時の配属先の部署や配属先の上司がどうなるかわからないことをソーシャルゲームの「ガチャ」になぞらえたものです。希望の部署に配属されたり、上司や教育担当者に恵まれたりした場合は「あたり」、そうでない場合は「はずれ」となります。
会社によりますが、配属発表は入社当日にあるわけではありません。多くの場合は、入社してから数ヶ月の新入社員研修があり、そのクライマックスとして配属発表があります。そして配属発表までには、事前に人事面談があり、自分のキャリアや成し遂げたいことを伝える場があります。
僕の場合、入社後3か月は新入社員研修があり、研修中に2度面談がありました。僕は宣伝部を希望していたため、自主的に宣伝部の方に話を聞きにいき、面談の準備を進めていきました。
この頃の僕は夢に溢れていました!
この後にまさかあんな厳しい現実を
突きつけられるなんて思いもしてませんでした、、笑
▼負け確定!配属発表のリアル
・悲報!人事面談は意味ない
面談に向けて就活の最終面接並みに徹底的に準備していきました。面談当日も終始なごやかに進み、準備した内容をしっかりと伝えて、人事部の人からも「新入社員なのにビジョンがしっかりしているね」と言われました。
正直「勝った」と思いました。手応えもめちゃめちゃありましたし、自分のパフォーマンスも出し切ったので、宣伝部にいけると確信していましたが、現実は厳しいものでした。。
・新卒で華やかな部署への配属なんて存在しない
配属発表の当日、本部ごとに発表が始まります。ここで、まず驚いたのが「新卒で宣伝部の枠がない」とのことでした。
いま思えば当然のことですが、サービス企画、マーケティングのような部署に新卒の枠はほとんどありません。多くの新入社員は大学で学んだことを遺憾なく発揮したいと思っていると思いますが、まずそんな部署には配属されません。
・職種は営業、配属先は…。
そして発表は進み、いよいよ最後の営業本部の発表。ここまで残念ながら僕の名前は呼ばれていません。この時点で僕の営業への配属は確定しました。あとはどこか。「せめて首都圏であってくれ」と願う中、僕の配属先は「大分県」でした。
地理が苦手なだった僕が最初に思ったのは、「大分って…どこやねん…」です。すぐに手元のスマホでGoogle mapを開き「大分県」と入力しました。指したのは福岡と宮崎の間。「いや…どこやねん…」。
・配属発表のリアル
これは今思えば笑えるのですが、営業職のほとんどのメンバーが絶望していました。北海道、東北、北陸といった風雪が厳しい場所。山陰の絶望的に何もない場所。
僕の会社では女性社員も遠慮なく地方配属されていたので、その場に泣き崩れる子もいました。Twitterでよく呟かれていますが、あれはリアルなのです笑
いくら社会人とは言え、全然見知らぬ土地に
単身で乗り込むのはかなり大変。
誰も頼れる人もいないし、正直病む人も結構いるんです。。
▼配属ガチャの代表的な負けパターン
では、配属ガチャで負けパターンとはどのようなパターンなのでしょうか。僕の経験上、配属ガチャの負けパターンは主に下記の通りです。
- 希望していない地方への配属
- 希望とは全く違う職種への配属
- ブラックな部署への配属
- 上司がくそな部署への配属
・希望していない地方への配属
まずは僕のように希望していない地方へ配属された場合です。若いうちの地方生活は大変です笑僕自身がそうでしたが、結局20代の半分以上を九州地方で過ごすことになりました。
縁もゆかりもない土地に単身で打ち込まれる。そして20代の楽しみを全て奪われてしまうのがこの地方への配属です。
個人の経験から言うと、東北/北陸といった風雪が激しい地域は特に大変らしい。また北陸は曇りの日が多いため、病みやすい地域として有名だとか。
・希望とは全く違う職種への配属
これも僕の経験に当てはまるのですが、希望とは全く違う職種への配属です。僕の場合は、宣伝という企画職に近い職種を希望していましたが、現実は営業でした。
自分がやりたいことを実現できている同期がいる傍らで、自分は途方もない下積み生活の開始が切って落とされるのです。
下積みに終わりはない。結果を残さないといつまでも地方に残されるため、要注意。
・ブラックな部署への配属
これはサービス企画系の部署やシステム開発系の部署が多いのですが、新卒でめちゃめちゃブラックな部署に配属されることです。僕の同期も一定数いて「若いうちから成長できる」と意気込んでいたのですが、配属されてすぐに毎日終電帰りの日々に絶望していました。3年後の結果は「精神的に病む」か「転職するか」がほとんどでした。
ブラック部署は慢性的に人が不足しており、中途採用でもなかなか人が取れないので体力的にも精神的にもタフな新入社員を補充する傾向があるのです。
・上司がくそな部署への配属
これはどこの部署でも言えることですが、上司がクソ野郎な配属です。僕の前職の場合はパワハラ系の上司の元で働くことになった同期が一定数いました。
いきたくもない地方でパワハラ系上司に当たったら、目を当てることもできませんよね。
配属ガチャに負けて、見事社畜になると人生で一番華やかな20代を捨てることになるよ!僕のように大切な時間を無駄にしないように気をつけようね!
▼新卒の配属ガチャで負けを回避する方法はない
では、新入社員が配属ガチャでの負けを回避する方法はないのでしょうか。結論から言います。負けを回避する方法などありません!そこには明確な理由が存在しています。
- 部署ごとに適正人員の数が決まっているから
- 全員の希望を聞いている暇がないから
・部署ごとに適正人員の数は決まっている
まず最初に部署ごとに適正人員の数は決まっています。マーケティングや企画といったいわゆるブレーンのような部署は、社内のアドレス帳などで見るとわかりますが、30代の脂の乗ったメンバーがほとんどです。
花形部署に配属されても、新入社員でできることはない。基本的に小間使いにされるか放置されて終わり。
・全員の希望を聞いている暇はない
そして何より、新入社員全員の希望を聞いている余裕などありません。僕の前の会社では、新卒は30歳前まで現場で営業、30歳近くなったら本社に戻り企画系の仕事をするという流れがほとんどのキャリアでした。いくら優秀な人材がいても、キャリア形成の流れはなかなか変えることができないのです。
「じゃあ入社前や入社直後の人事との面談はなんだったんや!」となるけど、これがリアルなのです、、、。
▼転職活動はどうやって始めればいいのか?
「転職活動を始めろ」と言われても何から始めたらいいかわからないと思います。世の中には転職エージェントが無数にありますし、中には悪徳業者もたくさんあります。転職成功の第一歩は信頼できる転職エージェントを探すことです。
- 転職活動の全体のフローを理解する
- 情報収集はYoutubeで行う
- 信頼できる転職エージェントに複数登録する
- キャリアカウンセリングで経験や強みを整理してくれる
- 応募書類の添削・採用面接対策をしてくれる
- 転職サイトよりも求人が豊富
- 面接日程から年収交渉まで企業の間に立ってサポートしてくれる
転職活動の全体のフローを理解する
転職活動の情報収集を始める前に大切なのは、まずは全体のフローを正確に理解することです。全体のフローは下記の通りで、大体3〜4か月(早ければ2か月)で転職が可能となります。
- STEP1自分の転職の軸を明確にする
転職する前に、自分が何を手に入れたいかを明確にしましょう。年収、勤務地、労働時間、仕事内容の全てが完璧な転職先はありません。
- STEP2下記7つのサイトに登録する(※全て無料)
- 転職エージェント
- 転職サイト/クチコミサイト
- STEP3登録した転職エージェントと実際に面談を行い、一番いい担当者を決める
エージェントは担当者で質に差がかなりあります。必ず複数の担当者に会って、自分が信頼できる相手を見つけましょう。
- STEP4面談内容が正しいか、転職サイトで求人情報を見てみる
エージェントからの情報を鵜呑みにせず、自分の目で求人情報を確認するようにしましょう。
- STEP5エージェントから提案を受けた企業で興味を持った企業をOpenWorkで調べてみる
- STEP6エージェントの情報と、自身で調べた情報を基に志望企業を決定する
- STEP7エージェントを通じて応募する
- STEP8面接
- STEP9内定
情報収集はYoutubeで行う
情報収集は有名なYoutuberが発信している内容が一番参考になります。個人的には、下記の2つのチャンネルが非常に参考になったのでおすすめです!
両学長もサラタメさんも最近は本を出したり大人気のYoutuberですよ!
信頼できる転職エージェントに複数登録する
サラタメさんも両学長も動画の中で語っている通り、転職の成功には優秀なエージェントの存在が大切です。サラタメさんも、両学長もJACリクルートメントを推していますが、JACだけでなく必ず他の大手エージェントも登録し、比較するようにしましょう。
(※全て無料で利用可能です)
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▼【実体験】僕は大企業配属ガチャにハズレて転職をした
最後に僕の経験談を記載します。結論から言うと、僕は大企業の配属ガチャにものの見事にハズレて転職をしました。もともと転職する気はありませんでしたが、結果として転職することになった背景について紹介します。
営業から企画職への異動
僕は新卒で入社して6年間営業として九州での配属でした。入社して早々に大分の地に立った時は「めっちゃ田舎やん…」と足が震えたのを覚えています。ただ、そこから純粋に仕事に打ち込み、結果を残していく中でいつしか「自分のやりたい企画業務につきたい」と思うようになりました。
そこで今までの実績と評価を武器に、キャリア面談の中で企画職に異動したい旨を当時の上司に粘り強く伝え、若手社員の誰もがうらやむ花形の部署に異動を実現しました。
配属ガチャ失敗…異動した先は屈指のブラック部署
異動してみてからは衝撃の連続でした。自分が営業時代に培ったスキルが全く通用しないし、何より本社の人間関係が超ドライ。新しく異動してきても誰も何も教えてくれないし、自分で行動しないと何も前に進みませんでした。ただ、ここまでは何も問題ありませんでした。自分のしたかったことですし、少しずつ環境にもなれました。
ただ、その部署は会社内でも屈指のブラック部署で、サービス残業は常態化、みな深夜まで残業をし続ける強烈な部署でした。営業時代に、サービス残業と36協定を遵守することを厳しく言われ続けていた僕には「これほんとに同じ会社なのか?」と思えるくらい衝撃でした。
深夜残業は生活リズムを壊し、夜眠れなくなってしまうよ。気をつけようね。
23時にオンライン会議!?過酷すぎる労働環境
そして衝撃だったのが、遅い時間であろうと平気でオンライン会議が始まることや、夜中でもメールが飛び交うことです。今でも印象に残っていますが、23時から急遽オンライン会議を行い、1時まで打ち合わせが続いたこともありました。
そこから僕は徐々に体が壊れ始めて、眠れなくなったり、手が震え出したりするようになりました。その時初めて「会社に自分の人生を潰される」という恐怖に襲われたことを覚えています。
今の会社の当たり前が常識じゃない。外に目を向けて、何が正しいかを見極めようね。
早くこの部署から逃げ出すために
そこから「一刻も早くこの部署から脱出する」と決め、行動をスタートしました。産業医経由での異動、社内公募など色々と試した結果、チーム異動は叶いましたが、部署の異動までは叶いませんでした。
労働環境は以前と比較しかなり改善はされましたが、またいつ同じ状況になるかわからないと思い、会社に不信感を抱くようになりました。そこで外の世界も見てみたいと思い。転職活動を並行して進めました。
その結果、就職活動時代に応募して落ちてしまった企業からたまたま内定をもらうことができました。その企業は前職より給与が若干落ちるものの、指折りのホワイト企業でライフワークバランスが確立されていたため、迷った末に転職を決意しました。
転職をするしないは今判断しなくてもいいから、まずは一歩踏み出す勇気を持とう!環境は自分でしか変えられないよ!
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▼まとめ
- 配属ガチャに負けたら今すぐに今の部署から脱出するための行動を開始せよ!
- 脱出方法の1つ目は転職。社内異動は2〜3年の時間が必要であるため、転職を第一の選択肢とする
- 脱出方法の2つ目は社内異動。あくまで転職活動のコンチプランとして進める
僕は配属ガチャは一種の社会問題だと思っています。新卒一括採用の仕組み上仕方がないのですが、配属先によって勝ち/負けが生まれてしまいます。負けの人は残念ながら、20代を棒に振ってしまうことになります。
負けないようにできればいいのですが、それができない以上は与えられた環境でどのように行動していくかです。具体的には社内異動の方法を探りつつ、転職活動も並行して進めましょう。そして、仮に新卒時点で勝ちだとしても、いずれは負けの配属ガチャを引く日がきます。その時に行動できるように新入社員のうちから積極的に行動するようにしましょう。
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