【実体験】転職すると人生が変わる!実体験に基づき転職で人生が変わる話を解説

就職活動

こんにちは。シャチホコです。

人生には振り返るといくつかのターニングポイントがあると思います。僕自身も約30年を振り返ると、人生が大きく変わったポイントがいくつかあります。その中でも大きかったのが、転職の経験です。

この記事では、転職を通じて僕の人生の何が変わったのか。またそれはどうして変化したのかについて解説していこうと思います。もし転職することに一歩踏み出せなかったり、今の職場環境に悩み転職を考えている人がいれば参考にしてもらえると嬉しいです。

  1. ▼転職したいと考えている人が持つ悩み
        1. ・人間関係が悪い
        2. ・給料が低い
        3. ・労働環境が悪い
  2. ▼なぜ僕は転職を考え始めたのか?
        1. ・休日にも鳴り止まない電話
        2. ・深夜になっても繰り広げられるオンライン会議
        3. ・最短昇格しても別に嬉しくなかった
        4. ・残業時間は失われたプライベートの時間
        5. ・自分はこのままではいけないと思った
  3. ▼【実体験】転職して人生が変わった話 
        1. ・残業していた時間を家族に充てられるようになった
        2. ・健康で充実した毎日を過ごせるようになった
        3. ・尊敬できる仲間達と働くことができるようになった
        4. ・プライベートと仕事両方充実させられるようになった
  4. ▼【実体験】転職するとなぜ人生が変わるのか?
        1. ・仕事内容が変わるから
        2. ・一緒に仕事をする人間が変わるから 
        3. ・住む場所が変わるから
        4. ・給料が変わり生活レベルが変わるから 
        5. ・労働環境が変わるから
  5. ▼悩んでいるならすぐに転職活動をすべき理由
        1. ・職場の人間関係はすぐには変化しない 
        2. ・残業で失った時間は取り返せない
        3. ・我慢しても給料が上がるとは限らない 
        4. ・転職したら人生に納得感が出る 
  6. ▼転職活動を成功させるためのポイント 
        1. ・何を達成したいのか目的を明確に
        2. ・自分に合った転職エージェントを選ぶ
        3. ・失うものがあることも受け入れる
  7. ▼まとめ

▼転職したいと考えている人が持つ悩み

そもそも転職をしてきた人たちは、何がきっかけで転職したのでしょうか。その理由は人それぞれのように見えて、実は理由は集約されます。

・人間関係が悪い

1つ目は職場の人間関係が悪い点です。仕事において一番のストレスはこの人間関係です。仲間同士が助け合わなかったり、仕事を押し付け合ったり、上司になかなか相談しにくい環境など、人間関係の悩みはつきません。

ただ、この人間関係の問題はそう簡単に解決することはありません。というのも、部内の人間が総入れ替えになることはまずありませんし、あなた自身がその部署から異動するには2-3年はかかるからです。

・給料が低い

2つ目が給料が低いという点です。1人暮らしならまだしも、僕のように30歳を超えると結婚し家族ができます。自分の家族を養うとなると「今の給料ではやっていけない」という問題に直面します。

自分のやりたいことややりがいを求め、給料の安い業界や会社に入った人はライフステージが変わるに連れてお金のことで悩みがつきなくなってしまうのです。

・労働環境が悪い

最後に労働環境が悪い点です。パワハラ、セクハラの横行、サービス残業の常態化が続くなど労働環境が悪いという点も転職の理由に挙がります。特にコロナ禍ではリモートワークの設備を整えた会社とそうでない会社が鮮明に分かれました。

実際に僕もこの労働環境を理由に、前職の会社からの転職を考え始めました。個人的にはサービス残業の常態化は自分の時間を無駄にすることになるので、すぐに転職した方がいいと思います。

▼なぜ僕は転職を考え始めたのか?

では僕はなぜ転職を考え始めたのかについて具体的に紹介していきます。先ほども述べた通り、僕の場合は異動先の部署がかなりのブラック部署で酷い労働環境だったためです。

・休日にも鳴り止まない電話

僕がまず嫌だったのは、「土日も取引先から電話が鳴り止まない」という点です。僕の取引先は、いつでも電話をかけてきました。当時僕は会社用の携帯電話を持たされており、いつ取引先から電話が鳴るかわからなかったので365日24時間持ち歩いていました。

旅行先に行っても電話がなることはしょっちゅうあり、時には京都の清水寺や北海道の小樽運河の船の上、沖縄のフェリーの中でも電話をかけていました。「電話が鳴ったら嫌だな」といつも心が休まらないのが本当に苦痛でした。

・深夜になっても繰り広げられるオンライン会議

次に衝撃だったのが、遅い時間であろうと平気でオンライン会議が始まることや、夜中でもメールが飛び交うことです。今でも印象に残っていますが、23時から急遽オンライン会議を行い、1時まで打ち合わせが続いたこともありました。

そういった日々が続き僕の体は徐々に壊れ始めて、眠れなくなったり、手が震え出したりするようになりました。その時初めて「会社に自分の人生を潰される」という恐怖に襲われたことを覚えています。

・最短昇格しても別に嬉しくなかった

それでも僕は歯を食いしばり、必死に仕事をしました。当時の僕は新入社員時代にお世話になった人や、自分の家族など大切な人に頑張っている姿を見せたくて、「最短での昇格」を目指していました。大企業で最短で昇格すれば、社会的にも認められるような存在になると思っていたからです。

しかし、いざなってみると不思議な感情が芽生えました。「俺って本当にこれをやるべきだったんだっけ?」という感情です。僕が昇格しても特に誰も喜びませんでした。確かに「すごい」とは言われましたが、僕の大切な人たちは別に喜んでくれませんでした。

・残業時間は失われたプライベートの時間

その時はサービス残業も含めて、年間800時間ほど残業をしていました。周りの同期や友達と比べて倍以上残業をしていました。最短昇格を達成し、一時的に目標を失った僕はふと我に帰りました。「この時間は失われた僕のプライベートの時間だ」ということです。

その時間があれば、大切な人を食事に連れて行ったり、旅行に連れていけた。自分がやってみたいダイビングやキャンプができた。ジムで体を鍛えることもできた。その時間を代償にして僕は仕事をしていたのです。

・自分はこのままではいけないと思った

確かにそれだけ残業をするのは、僕の働き方にも問題はありました。しかし、その働き方を違和感なくやっていたのは完全に労働環境が原因だと気付きました。実際に僕の周りの人たちは同じくらいの時間を残業していたからです。そしてそんな環境で働く同僚達はいつも余裕がなく、イライラしており、人間関係も悪い状況でした。

30歳も近くなり、「これから家族ができる中で仕事だけしていては幸せになれない」と思い立ち、僕は転職活動を始めることにしました。

▼【実体験】転職して人生が変わった話 

では実際に転職活動をし、転職した結果人生がどのように変わったのか。その内容について具体的に解説していこうと思います。

・残業していた時間を家族に充てられるようになった

僕は転職する際にライフワークバランスを重視しました。残業時間を少なくしてプライベートへの時間を割きたかったからです。またフレックス勤務にして、自分が必要な時にはプライベートに時間が割けるような勤務形態にしました。

転職して残業時間も以前と比較して少なくなると、家族と一緒に食事ができたり、業務後に友達と食事に行くなどプライベートでの楽しみの時間を増やすことができるようになりました。

・健康で充実した毎日を過ごせるようになった

残業時間が短くなり、以前のように夜中まで仕事をしなくなると、まずはしっかりとした睡眠が取れるようになりました。そして食事も3回決まった時間に取れるようになりました。

規則正しい生活を意識した結果、朝は早起きし業務前に散歩して太陽を浴びることなども始めました。業務後にはジムに行きトレーニングを定期的にすることで健康で充実した日々を過ごせるようになりました。

・尊敬できる仲間達と働くことができるようになった

最後に転職すると、当然ながら仕事する仲間も変わります。自分の周りの5人の人間性が自分の人間性という言葉があるように、周りの人に影響を受けやすいのが人間です。

僕の前職では同僚はみな残業に苦しんでおり、ネガティブな人ばかりでしたが、転職先では皆元気で明るく業務に取り組む人ばかりでした。尊敬できる仲間と一緒に働けることは自分の人生にとってもプラスとなり、僕も人間性が明るくなったように感じています。

・プライベートと仕事両方充実させられるようになった

僕は転職を通じて、仕事とプライベートともに充実させられるようになりました。つい1年前は終わらない資料作成に追われ、夜中に急に会議が始まるような職場でしたが、今は定時過ぎたらすぐに仕事を終えられます。

その空いた時間で自分のやりたいことや、家族をはじめとした大切な人へ時間を充てることができています。残業が少なくなった分、給料は若干下がってしまうということはありましたが、それよりも明るく健康に毎日を過ごせていることを嬉しく思います。

▼【実体験】転職するとなぜ人生が変わるのか?

では転職するとなぜ人生が変わると言えるのでしょうか。それは転職することで具体的に環境が変わるからです。ここでは転職で何が変わるのかについて解説していきます。

・仕事内容が変わるから

まずは当然ながら仕事が変わります。仕事内容が変わると、今まで経験していないことを経験でき、自分の視野が広がります。業界や職種について自分に合う、合わないというのは経験して初めて判断できることです。

転職し、新しい業務をスタートさせることで、今までには得られなかった刺激を得ることができるようになるのです。また様々なことを経験することは、自分が人生を通じてやりたいことを見つけるきっかけにもなります。

・一緒に仕事をする人間が変わるから 

次に一緒に仕事をする人間が変わる=付き合う人間が変わります。先ほども述べた通り、人は自分の周りの5人の人間性から影響を受けると言われています。転職して一緒に仕事をする人間が変わると、受ける影響も変わってきます。

当然尊敬できる仲間と仕事ができればあなた自身も成長できる機会になります。転職においては、面接で自分の直属の上司になる人と面接するケースが多く、人間性を事前に知ることができます。「この人と一緒に働きたい!」と思える人が見つかったらその企業に行くことも良いでしょう。

・住む場所が変わるから

もし社宅に入っているなど自分の家が会社名義の場合、転職とともに引越しが必要になります。僕も実際に社宅から転職先の社宅に引っ越したのですが、住む場所が変わることで生活リズムが大きく変わりました。

具体的には今まで行ったことのない場所に買い物に行けたり、行動範囲が変わります。僕が今住んでいる場所は、以前と比べて自然が豊かな場所なので散歩していても気持ちがいいです。

・給料が変わり生活レベルが変わるから 

転職すると給料が高くなるケースも多くあります。給料が高くなると、より広い家にすめたり、いい家電や家具を買うことができるようになります。また最近はテレワークの普及により家で過ごす時間が増えているので、家が充実することで人生でも充実した時間を過ごすことができるようになります。

・労働環境が変わるから

最後に労働環境が変わります。労働環境が変わると、時間の使い方が変わります。具体的にはテレワークと出勤必須だと通勤時間が変わります。残業が多いかh少ないかでプライベートの時間が変わります。フレックスかそうでないかで平日の時間の柔軟性が変わります。

24時間という時間は全員に共通のものです。時間の使い方は命の使い方、つまり人生の使い方ということができるのです。この時間の使い方が変わると人生も変わります。

▼悩んでいるならすぐに転職活動をすべき理由

僕は自身の経験から、もし何か職場に悩みがあるならすぐに転職活動をすべきだと思います。仮に転職しなかったとしても転職活動はお金がかからないのでリスクがありません。その理由について解説します。

・職場の人間関係はすぐには変化しない 

まず職場の人間関係で悩んでいる場合ですが、職場の人間関係はすぐには改善しません。なぜなら、職場の人間関係が悪くなるのは職場環境に影響があるからです。その職場環境を生み出しているのは他でもない企業体質に問題があるのです。

例えば、パワハラが横行していたり、サービス残業が常態化しているのは企業体質から生まれたものです。いくらコンプライアンスが叫ばれる世の中になったとしてもすぐには変わりませんし、変わっても周りから比較すると悪い状況に変化はないからです。

・残業で失った時間は取り返せない

2つ目は僕自身からの経験ですが、残業で失った時間というのは2度と取り戻すことができません。残業することは、あなたの持っている24時間という限られた時間を会社に売っているようなものです。

しかし、あなたにとって時間ほど大切なものはありません。時間は一度過ぎると2度と取り戻すことができません。したくもない残業を続けている限り、あなたの人生が充実することはありません。人生の時間は限られています。意味のないことに時間を使っている暇はないのです。

・我慢しても給料が上がるとは限らない 

そしてあなたが歯を食いしばり、一生懸命仕事をしたとしても、会社からの評価は相対評価です。また人間が決めているものです。上司や担当している案件という運の要素が多い部分で決まる部分が多いのが実態です。

つまりあなたが毎日夜遅くまで残業をして必死に働いたとしても、昇格して給料がアップするという将来が確実に手に入るわけではないのです。そんなことのために、今を我慢して時間を消費するのはもったいないのです。

・転職したら人生に納得感が出る 

最後にこれは実体験から言いますが、転職すると人生に納得感が出ます。自分で「今の環境から出たい」という思いを転職活動という行動に移し、悩みに悩んだ結果リスクを背負って転職するという選択をする。

その選択をして失敗したのと、今の環境にいつづけて失敗するのとではどちらが納得感があるでしょうか。また、仮に転職に失敗したとしても、もう一度転職すればいいのです。転職した人はこれができる点も大きいです。自分の人生を自分で決めて納得感を得ることは、自分の人生をコントロールしているという意味でも自己肯定感が上がるのです。

▼転職活動を成功させるためのポイント 

では転職活動を成功させるためのポイントを最後に解説していきます。自分が実際に転職活動をしてみて感じた内容です。特に初心者の方は参考にしてみてください。

・何を達成したいのか目的を明確に

まずは転職で「何を手に入れたいのか」を明確にすることです。勤務地、ライフワークバランス、給料、フルリモートなど転職先を選択する時には様々な観点があります。しかし、一度の転職で全てを手に入れることはできません。

その転職で何を優先し、何を捨てることができるのかを明確にしておく必要があります。ここが明確になっていないと転職エージェントから良い案件はもらえませんし、仮に転職したとしても目的のない転職は再度転職することに繋がるのです。

・自分に合った転職エージェントを選ぶ

転職活動を始めるとわかりますが、転職エージェントは無数に存在しています。参入障壁が低くすぐに始められるため、中には個人でエージェントをやっている人もいます。中には悪徳エージェントも存在しているので、そういった人に引っかからないように気をつけましょう。

基本的には何人か大手のエージェントと話してみて、「自分とタイプが合うな」と思った人と付き合いをするようにしましょう。何人かのエージェントと会うことが大切です。

・失うものがあることも受け入れる

最後に転職をすると、失うものも少なからずあります。例えば前職でお世話になった人たちとの縁です。僕は同業他社に転職したということもあり、転職する際には様々な反応をもらいました。応援してくれる人もいれば、複雑な反応をする人、「不義理だ」と言って厳しい言葉をもらったこともあります。

変化では得るものばかりではありません。失うものも少なからず存在します。ただ、あなたが一歩踏み出す経験というのは間違いなく今後のあなたの人生にとってプラスになることだと思います。

▼まとめ

転職すると人生を変えることができます。今もしあなたが悩んでいるなら一歩踏み出して転職活動をし、自分にどんな選択肢があるのかを見てみることをお勧めします。

会社や仕事が変わるだけで今の悩みが嘘のようになくなり、はつらつとした人生を送ることができるかもしれません。自分の人生に納得感のある人が1人でも増えることを祈っています。

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