大企業に入社して、新入社員で地方配属になって辛かったこと

キャリア

こんにちは。シャチホコです。

この記事では、大企業に入社して、初期配属で地方配属になった僕の経験から、地方配属になって辛かったことについて紹介していきます。目的は、「地方配属って辛いんだぞ〜」ということを伝えたいのではなく、誰もが同じ悩みを抱え、それを乗り越えてきているということを分かって安心していただきたいという思いから記事を書いています。

僕は新入社員で地方配属に行くことは大賛成です。詳しくは下記の記事で紹介していますが、地方は新入社員が成長できる環境がいっぱいです。なので、今地方配属で辛い人もこれから地方配属になって不安な人も是非参考にしてほしいと思います。

▼地方配属で辛かったこと

新入社員で地方配属になると大変です。正直、「辛い」と思うことも沢山あります。ただ、その「辛い」経験は地方配属になった人誰もが遅かれ早かれ経験することです。ここでは実際に僕の辛かった経験について紹介していきます。

知らないコミュニティに単身で乗り込むこと

僕の場合、入社してすぐに大分県に配属になったのですが、大分県に配属された新入社員は僕1人でした。初出勤の日に課長に迎えにきてもらい、執務室に入った時に周りから「どんな人なんだろう」みたいな目で見られた感覚は忘れません。一言で言えば、「やりづらい〜」です。笑

高校、大学、入社時と新しいコミュニティに入る時は、周りも同じ状況だったのですが、すでに人間関係ができているコミュニティに単身で乗り込むということは、気を遣うしエネルギーが必要なんだなということを実感しました。時間が解決することではありますが、馴染むまでは本当に「辛い」と思いながら通勤していたのを思い出します。

幅広い年齢層の人たちとの人間関係構築

僕がそうであったように、地方配属でよくあるのが自分1人で配属されるということです。それはつまり、同じ年齢の人が周りにいないということです。

2-3歳上ということであれば学生時代にもあったと思いますが、社会人になると自分の親と同じくらいの年齢の人たちとも付き合っていく必要があります。慣れるまでは大変ですし、そもそも「どうやって接すればよいのかわからない。。」と思います。この環境に慣れるまでもやはり「辛い」と思ってしまいます。

仕事に慣れるまで失敗の連続であること

人間関係に慣れることの悩みに加えて、本質的に仕事に慣れるまでも辛いです。周りが卒なくこなしている中自分はともかく失敗の連続で、「自分てこんなにダメなやつだったっけ」と自己肯定感が下がります。

実際に僕も入社直後の研修では同期内で成績は優秀な方だったので、自信をもって本配属に臨んだのですが、その自信は一瞬にして砕け散りました。できない自分がともかく情けない。そしてその情けない姿を「周りはどう感じているんだろう」と思うと、余計に辛くなったことを思い出します。

お局様のいじめ

これは少し特殊要因かもしれませんが、僕が地方配属の時に一番辛かったのが、お局様の存在でした。そのお局様は僕の直属のチームリーダーで、一緒に行動することが多かったのですが、ある時にひょんなことから、そのお局様の逆鱗に触れてしまいました。

その結果、翌日から完全に無視。周りの女性陣にも自分の悪口をどんどん吹き込まれてしまったのです。仕事で失敗が続くのに、同じチームの人たちに助けを求められない。しかも、誰が敵なのか分からない。せっかく打ち解けた人も、自分のことを悪く思っているかもしれない。そう思うと、本当に出社するのが辛かったです。

ふとした時に「なんでこんな思いをしてまで大分県で孤独にいるんだろう」と思い、営業車の中で涙が溢れたこともありました。

▼辛い時にすべきこと

ではそんな辛い思いに対して、僕がどのように乗り切り、最終的に「地方配属は楽しい!」と思えるようになったのかを紹介していきます。決して難しいことではなく、誰でもできることばかりです。それだけで地方配属を乗り切れるし、自身の成長にもつながるので是非実践してみてください。

同期と連絡を取り合うこと

うまくいっていない時は「ダサい姿を見せたくない」という思いから、連絡する頻度が少なくなりますが、同期と連絡は継続的にとってほしいです。

間違いなく、同期も同じように地方配属で悩んでいるはずです。新入社員研修で同じ釜の飯を食った仲間も辛い思いをしていることを知るだけで、自分の心が楽になりますし、乗り越えた時に絆になります。そしてなにより「自分に仲間がいる」ということを再認識させてくれるのです。

仕事でダメダメの自分でも愛してくれる仲間がいることを実感するだけで、頑張ることができます。

できることを能動的に探してすること

配属当初の新入社員は、残念ながら戦力にはなりません。一方で「何もしない」とそれはそれで気まずいし、既存メンバーとのコミュニケーションの機会も無くなってしまいます。

僕が実践していたのは、2つです。「朝一番に執務室に出社し掃除すること」と「何かお手伝いできることないですか」と聞き回るということです。「そんなのして仕事できるようになるの?」と思われるかもしれません。確かに業務の知識やスキルはあまり付かないかもしれませんが、メンバーと話す機会が増え、人間関係は確実にできます。そうすると、辛さも徐々に和らいでいきます。

上司と悩み相談を遠慮なくすること

これは僕がお局様にやられていた時に実践したことですが、「上司に悩みを相談する」です。「こんなこと相談していいのだろうか」とか悩む必要は全くありません。

そもそも上司は新入社員で入ってきたあなたをとても気にかけています。それに「辞める」や「病んでしまった」なんてなったらとても困ります。だからこそ、遠慮なく悩んでいることを話すべきなのです。

僕自身も悩んだ末にお局様とのことを話しました。「お局様との関係性がさらに悪くなったらどうしよう」とか話すこと自体を躊躇いましたが、話した結果すぐにチームを変えてくれました。そしてその結果、仕事がとてもしやすくなったのです。

休日はなるべく外に出ること

新入社員で地方配属になると、ともかく環境が変わります。それゆえに「休日くらい家でゆっくりしたい」と外に出ることが億劫になります。しかし、それではリフレッシュができません。

「休日はなるべく外に出ること」これをおすすめします。その県の観光地に1人でいってみるでもよし、家の周りを散歩するでもよし。ともかく1人で家に籠っているのはやめましょう。

ちなみに僕は、大分県の別府や湯布院といった温泉地を1人でめぐっていました!最初「寂しいかな」と思い一歩が踏み出せませんでしたが、1人遊びはリフレッシュになってとってもよかったです。

▼まとめ

地方配属は大変です。最初は辛いと思います。ただ、その「辛い」という思いは皆が感じていることです。そして、正しく行動をしていれば時間が解決してくれるものです。

自分だけが悩んでいることではないと認識して、前向きに地方配属ライフを過ごしてもらえたら嬉しいです。

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