こんにちは。シャチホコです。

ブラック企業からホワイト企業へ転職し、人生を変えたしゃちほこの実体験から解説します!
今回のテーマは、「【悲報】大企業に転職してついていけないと思った話」です。
この記事では、大企業で働いていて「もうついていけん!」と思った僕の話と、その時にどうしたのかについて解説していきます。
▼【実体験】大企業に転職してついていけないと思ったこと
早速、僕の経験から大企業に転職してついていけないと思ったことについて紹介していこうと思います。ここでは主に下記4つの観点から紹介していこうと思います。
- 出世・評価編
- キャリア形成編
- 大企業安泰じゃない編
- 生活編

少し長くなるので、興味があるトピックだけ拾って読んでいただくと良いかもしれません!
少し長くなるので、興味があるトピックだけ拾って読んでいただくと良いかもしれません!
▼出世・評価編
・同僚の能力が高い
転職初日にオフィスに行き、自席に座って挨拶回りをして感じたのは「みんな真面目で、賢そうだなー」という印象でした。
これは後日に知ったことなのですが、僕はその時高学歴軍団に囲まれていました。左右は東大、向かいは一橋、後ろは京大でした。

大企業には東大とかが普通にいるんだね…萎縮しちゃうなぁ…
・出世競争が厳しい
当然東京一工クラスがうじゃうじゃいる大企業では、出世競争はかなり厳しいです。実際に役員クラスは東京一工卒がほとんどで、スペックが高い人の中で競争することに少し絶望を覚えました笑

僕の独自調査だけど、大企業でも部長クラスまでは学歴は関係ないよ!実際に僕の会社の上司も地方のあまり有名でない大学卒でした。
・定期的に上司が変わる
取引先との癒着やキャリア形成、事業の固着化など色々な理由があるのですが、大体2-3年に1度は異動があります。上司が定期的に変わることは影響が大きくて、特にあたり上司の異動は労働環境が大きく変わるきっかけになります。
▼キャリア形成編
・裁量がなさすぎる
これは完全に大企業あるあるなのですが、担当レベルはもちろん、課長など現場の管理職にも裁量がなさすぎるということです。大企業はともかく、承認の数が多いです。
- チームリーダー
- 課長
- 部長
- 本部長
- 社長

しかも承認もすぐには取れないんだ!
何度も資料レビューを繰り返すんだよ…
・希望部署に行けることは皆無
そして組織の大きい大企業は、希望部署に行けることはほぼ皆無です。あるあるなのが、どれだけたっても希望部署に異動できず、いつの間にか今の部署で年をとって変化を恐れ、その部署に結局居続けるケースです。

やりたいことがある場合、社内公募はどうなの?

社内公募もあるけど、かなり倍率が高いよ!
東大に入るより難しいと言われているみたい!
やりたいことがあるなら転職したほうがいいね。
- 社内公募は倍率が高いから
- 今の部署で評価を獲得しているのが条件だから
- 年に1度(2度)しかチャンスがないから
・本部跨ぎの異動はもはや転職
はっきり言います。大企業の本部跨ぎの異動は、もはや「転職」と同じです笑僕は前職で営業からサービス企画に異動しましたが、異動した時、新入社員と同じような気持ちになりました。

知っている人はいない
会議で何話しているかわからない
これってもはや転職と一緒なんだよね。
- JACリクルートメント:ハイクラス転職が得意なエージェント。2chでも評判◎!
- マイナビAGENT:20代、第二新卒が得意なエージェント。
- dodaエージェントサービス:転職サイトとエージェントの2つが同時に使えて便利!
それぞれのエージェントの詳細は下記で解説しています!
【リベ大】両学長イチオシ転職エージェントのJACリクルートメントを使ってみた。評判と口コミを徹底解説!
【リベ大】両学長おすすめ転職エージェントのマイナビエージェントを使ってみた。評判と口コミを徹底解説!
ホワイト企業の転職に強い!dodaエージェントを利用して感じたメリット、デメリットとは?
▼大企業安泰じゃない編
・大企業でもリストラはある
大企業といえば安泰というイメージがあると思いますが、日本の大企業はすでにボロボロです。そのため終身雇用は崩壊し、いわゆるジョブ型雇用へ雇用形態が変遷しようとしています。

え!大企業に入ったら
定年まで安定じゃないの…?

残念ながら安定じゃないんだ…
名だたる大企業でリストラが起きてるのが
まさに安定じゃない証拠だよ…
・大企業でもブラックな部署は存在する
大企業といえばコーポレート・ガバナンスが行き渡っているように感じますが、そうでもありません。パワハラやサービス残業が横行しているようなブラックな部署というのは一定数存在しています。

大企業に入ったら
ライフワークバランスが取れると思ってた…
特に注意すべきなのは「裁量労働制」という勤務形態です。これは「結果だけ残せば勤務時間は自由でいいいよ」という制度でサービス企画系の部署に多い勤務形態です。

裁量労働制は言い換えるなら「無限残業」
ちなみに僕の前職のオフィスは夜中まで
電気が消えなくて不夜城と言われていたよ
・終わらない全国転勤
そして終わらない全国転勤です。大企業は全国に拠点を持っていることが多く、特に営業はいつどこに飛ばされるかわかりません。そのため、いつまでたっても私生活が安定することがありません。
両学長がおすすめする転職エージェント

- JACリクルートメント(年収600万円以上のハイクラス向け)
- マイナビエージェント(20~30代に人気の大手転職エージェント)
- ジェイック(JAIC) (第二新卒などキャリアが浅い人向け)
▼日常生活編
・色んな人と付き合う必要がある
大企業の仕事は基本的に大きな案件が多いです。そのため、社内の他の部署をはじめ、社外の業務委託先、取引先、パートナーなど多くの関係者と仕事を進める必要があります。

たくさんの人と付き合って
いかないといけなんだね

いい人ばかりじゃないから大変だよ!
中には癖のある人も沢山いるからね…
・若手は通常業務に加えて雑務がある
大企業は季節行事を大切にしがちな傾向があります。歓迎会や送別会、忘年会、新年会に加えて、花見やバーベキューをする企業もあります。若手は通常業務に加えて、このような行事の企画をする必要があります。

若いってだけでおじさんのPCやスマホの
設定をさせられることもあるあるだよ!
・仕事しないおじさんの存在
仕事しないおじさんが自分のチームに存在すると、なかなか過酷な状況になります。というのも、働かないおじさんは一人分の働きをしません。むしろ、働かないことで周りに迷惑をかけます。

そんなおじさんは降格か
リストラかすればいいのに!

若いってだけでおじさんのPCやスマホの
大企業は組合も強いからね。
おじさん達をすぐにクビにも
できないんだよね。
▼ 転職先の大企業でついていけない場合、どういった問題が起きるか
では、転職先の環境についていけない場合、具体的にどのような問題が起こるのでしょうか。これについても僕の実体験から、解説していきます。
- 自信を失い自己肯定感が下がる
- 焦りから精神的に体調を崩してしまう
- 転職したことを後悔する日々が続く
・自信を失い自己肯定感が下がる
新しい環境になると一時的にチームの中で一番仕事ができない立場になってしまいます。前職でバリバリ仕事を回していた人は特にそうですが、「おれってこんなに仕事できないやつだったっけ」という思いから、自信を失い、自己肯定感が一気に下がります。

自己肯定感が下がると仕事が楽しくなくなるね
仕事の悩みはプライベートにも響くから
要注意だね。
・焦りから精神的に体調を崩してしまう
転職は基本的に即戦力のため、最初からマネジメント業務を任される場合もあります。そうすると、業務のプレッシャーと部下との関係性を築くことで転職当初はかなり精神的に疲労がかかります。

僕の前職では課長職で転職した人がすぐに
やめてしまったよ!大変なんだね。
・転職したことを後悔する日々が続く
転職した当初は僕もそうでしたが、新しい環境に適応するのにかなりのエネルギーがかかります。僕の場合、前職でチームの中心として業務を回していたこともあり、そのギャップで「転職しなければよかった」と何度思ったことかわかりません。
▼新しい職場についていけない場合の対策方法
では、転職先の環境についてけない時、どうすればいいのでしょうか。毎日「転職しなければよかった」と後悔しているだけなのは辛いです。ここでは僕が転職してどのようにしたのかについて解説していきます。
・1-2年後を狙って転職活動を開始した
- その企業が自分に合わない可能性があるから
- 今の段階でもらえるオファーを知って安心したかったから
- 最悪転職すればいいやと割り切りたかったから
これは転職した人ならわかると思うのですが、転職してみないとその企業のことは分かりません。

実際に転職してみると良い意味でも悪い意味でも、
想像と違う部分がたくさんあるよ!
結論全く問題ありません。転職経験者は未経験者より高く評価してもらえます。大企業にいた事実は武器になりますし、今よりいい条件で働ける可能性もあります!

自分にとって最適な働き方ができる会社を
定年まで探し続けようね!
- JACリクルートメント:ハイクラス転職が得意なエージェント。2chでも評判◎!
- マイナビAGENT:20代、第二新卒が得意なエージェント。
- dodaエージェントサービス:転職サイトとエージェントの2つが同時に使えて便利!
それぞれのエージェントの詳細は下記で解説しています!
【リベ大】両学長イチオシ転職エージェントのJACリクルートメントを使ってみた。評判と口コミを徹底解説!
【リベ大】両学長おすすめ転職エージェントのマイナビエージェントを使ってみた。評判と口
・プライドを捨てて後輩にも助けを求める
まずはプライドを捨てることです。
転職直後の僕は自分の身の回りには年下の子が多かったので、「頼ったらだめだ」と思い、マニュアルや過去の資料を見ながら業務のキャッチアップをしていました。
しかしそれではなかなかキャッチアップできません。そこである時からプライドを捨て、後輩に頭を下げて教えてもらうようにしました。
- キャッチアップの速度が上がる
- 後輩とコミュニケーションが生まれる
- 困った時に助けてくれる人ができる

年下に頼るのはなんか
恥ずかしいから気が乗らないよ

僕もそう思っていたけど、
後輩と仲良くなると仕事も楽しくなるよ!
・まずは今の業務で結果を出す
失った自信を取り戻すには、まずは目の前の業務で結果を残すしかありません。
まずは目の前の仕事にがむしゃらに取り組み、結果を残す。結果を残そうとする過程で仕事の全体像が見えてきたり、業務の進め方に慣れていくことができます。これは中途採用の誰もが通る道と割り切り、前向きに仕事に取り組みましょう。
・うまく馴染めていないことを上司に相談する
もし業務にうまく適応できていなかったり、日常の生活にストレスを感じている場合は上司に相談した方がいいです。しかし、その都度上司の時間を取るのは気が引けますよね?そんな時に僕がやっていたのは、2週に1回30分の1on1面談の時間をとってもらうことです。
1on1とは、上司(マネージャー)と部下が1対1で行う、定期的な面談のことです。 上司は1on1を通して、部下が抱えている悩みや将来的なビジョン等を理解し、対話を繰り返すことで問題解決や気づきによる部下の成長をサポートします。
・時間が解決するのを待つ
僕の経験上、「時間が解決してくれる」という要素も多くあります。というのも、人間は環境に適応できるようにできています。会議に3回も参加すれば内容をうっすら掴めるようになります。チームのメンバーの人間関係も時間と比例して深くなっていくので、頼りやすくもなります。
ザイオンス効果とは、繰り返し接すると印象や好感度が高まり関心の度合いが高まるという効果です。”ザイアンス効果”や、”単純接触効果”とも知られています。
▼まとめ
しかし、転職先の環境に慣れるのには時間が解決してくれる部分が多いのも事実です。まずは1ヶ月、3ヶ月と期間を決めて今の環境に慣れることを最優先に考えて業務に取り組みましょう。それでも合わないなら、潔く転職するのもいいと思います。あなたが大企業で働いたというキャリアは次のステップにも必ず武器になるはずです。
コメント