【悲報】大企業での出世は30歳までに勝負あり!出世コースに乗るために若手社員のうちにすべきことを解説。

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しゃちほこ
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ブラック企業からホワイト企業へ転職し、人生を変えたしゃちほこの実体験から解説します!

今回のテーマは、「【悲報】大企業での出世は30歳までに勝負あり!出世コースに乗るために若手社員のうちにすべきことを解説」です。

この記事では僕が独自に取材した内容をもとに、大企業の出世のリアルと若手がすべきことについて解説します。

結論
  1. 大企業で出世したいなら30歳までに本社配属を勝ち取れ!
  2. 本社配属を勝ち取るためには、初期配属での評価にこだわれ!なんでも積極的に手を挙げるべし!
  3. 30歳で本社配属じゃないならさっさと転職しよう!

▼結論:出世コースから外れたらさっさと転職しよう

もし仮に「僕は出世コースから外れている」と気づいたら、潔く転職活動を始めましょう。転職市場では若ければ若いほど価値は高いですし、大企業に勤めているあなたなら引くて数多です。

出世コースを外れたら転職すべき理由
  • 大企業の社員は市場価値が高いから
  • 今のまま働いていても出世はできないから
  • 転職することで自分の価値が上がるから

大企業の社員は市場価値が高い

「よく大企業の社員はスキルがないから転職できない」という言葉を聞きませんか?しかし、実際にやってみると気づくのですが、驚くほどたくさんの求人を提案してもらえます

大企業の社員が転職市場で人気の理由

「他の大企業で採用された=一定優秀」というイメージがつくため。また、大企業ならではの調整力が身に付いていると評価されるため。

騙されたと思って、一度転職エージェントに登録し自分の市場価値の高さを感じてみることをおすすめします。個人的におすすめのエージェントを紹介しておきます。

僕が利用してよかったおすすめの転職エージェント

JACはリベ大の両学長が
おすすめしていることで有名だよ!

今のまま働いていても出世はできないから

後段で述べますが、30歳までで「出世コースか」は決まります。それなのに、今の会社にいて一生懸命働く理由はあるでしょうか?

大企業に勤めるあなたは市場価値が高いため、他の大企業に転職して、キャリアを再構築した方がいい条件で働ける可能が高いのです。

転職することで自分の価値が上がるから

転職未経験者の多くは、転職にネガティブなイメージを持っています。しかし、実際は転職することで、年収や自分の市場価値を高めることができます。

転職しない方がリスクの時代に?

企業年齢が約20年なのに対し、人が働く期間は約50年。単純計算すると2.5社で働く計算になります。今後転職が当たり前の時代になり、転職未経験はリスクでしかなくなります。

moto氏の『WORK 価値ある人材こそ生き残る』にも書かれていましたが、これからの会社員はいかに経験を積み、自分のスキルを磨くかが大切です。転職は成長の機会になるのです。

早い段階で見切りをつけて、自分のキャリアを考え直した方がいいんだね!

リベ大 両学長がおすすめする転職エージェント

▼大企業ではどこからが出世なのか?

そもそも大企業ではどこからが出世なのでしょうか。

大企業の管理職比率

課長職:20%、部長職:10%、それ以上:3-5%と言われている。

つまり、100人同期がいても部長より上のポジションにつけるのは、ほんの一握りということになります。部長職でも10%なので部長までなれれば十分に出世と言えそうですね。

▼大企業は学歴で出世が決まっているのは本当か?

大企業で噂になるのが、出世に学歴は関係あるか?ということです。いわゆる学閥です。

「学歴で出世が決まっているか」ということは僕の経験では部長レベルまでは関係ないです。役員レベルになると、旧帝大や早慶が多いですがそこまではバラバラです。

学閥とは?

有名なのは慶応大学出身者で形成される「三田会」や早稲田大学出身者で形成される「稲門会」ですね。実際に僕の前職の会社でもそういった大学ごとの会があり、早稲田や慶応出身の同期は入社直後に懇親会に参加していました。

▼実は30歳までに勝負が決まっている

では、「出世できるかどうか」はいつまでに決まっているのでしょうか。僕の聞いた話を総括すると、30歳までに既にふるいに掛けられていることがほとんどのようです。

30歳までに東京本社に戻れているか?

まず30歳の時点で、東京本社にいる人とそうでない人に分かれます。大企業の場合、新入社員時点では地方に配属されるものの、20代後半〜30歳にかけて本社に戻り始めます。

僕の前職の会社もそうでしたが、30歳になっても地方に居続ける人と本社に戻ってきている人に分けられます。30歳時点で東京本社に戻れていないと、出世コースからは外れていると言えるでしょう。

30歳までに最短で昇格できているか?

もう1つは、昇格しているかどうかです。多くの場合、20代後半〜30歳で係長クラスへの昇格タイミングとなります。僕の前職の会社の場合、同期の内約20%が最短で昇格します。

この時に最短で昇格できているかどうかで、その後の出世タイミングも異なります。ここで最短ないし1年遅れで昇格できていることが出世のための条件になります。

▼大企業での年齢別出世チェックリスト

では入社から40代以降まででの年齢別に出世コースに乗れているかどうかの判断軸をチェックリスト形式で用意しました。それぞれの項目について自分の年齢ごとに状況を照らし合わせてみてください。

年齢別出世チェックリスト
  • 配属された部署で成果が残せているか(入社〜20代後半)
  • 本社のスピードについていけているか(20代後半〜30代前半)
  • 自分のチームで結果を残せるか(30代前半〜35歳)
  • 管理職に上がっているか(35歳〜40代)
  • 所属する派閥が社内でプレゼンスは高いか(40代以降)
①配属された部署で成果が残せているか(入社〜20代後半)

上述した通り、出世のためには30歳時点で本社勤務と、最短昇格が条件になります。

そのためには、実績を残すのみです。20代後半までに実績を残し、本社行きの切符を勝ち取りましょう。

実績が残せるかは配属部署が大切!配属ガチャにハズれた場合は下記の記事を参考にしてみてね。

参考:【悲報】大企業の配属ガチャはハズレを引くと恐ろしい。潰される前に脱出しよう。

②本社のスピードについていけているか(20代後半〜30代前半)

20代後半まで地方で頑張ったら、次は本社で通用するかどうかです。最初衝撃なのが、本社と地方支社では仕事のスピード感が全く異なります。

本社では、決算発表会でしか見ることのなかった、役員から指示が飛んできたり、時には社長から強烈な指示も飛びます。全くスピード感が異なるため、なんとかに食らいついていきましょう。

スピード感は慣れ

最初「ついていけない」と感じると思いますが、結論慣れます。時間が解決してくれるので、日々焦らずできることを増やしていきましょう。

③自分のチームで結果を残せるか(30代前半〜35歳)

大体30代前半ではチームリーダークラスになることが多くなります。今までは自分で成果を出せば良かったのが、自分のチームで成果を残すマネジメント力が求められるようになります。ここで管理職にあがれる人とそうでない人がふるいにかけられるのです。

マネジメントと仕事ができるは違う

管理職ではマネジメントスキルが求められるため、部下の成長やチームでの成果が求められます。優秀なプレイヤー止まりになると、出世ができなくなります。

④管理職に上がっているか(35歳〜40代)

早ければ35歳ほどで管理職になります。この時点で同期内のいわゆる上位20%が大体決まっています。遅くとも30代後半で管理職に上がれていないと、出世は難しいでしょう。

またこのタイミングで管理職に上がると同時に地方に飛ばされることもありますが、地方からどのタイミングで帰って来れるかも重要になるので意識しておきましょう。

管理職になると地方に行く

管理職のキャリアは地方など小さい組織からスタートします。実績次第では、この後地方から帰って来れない人が出てくるので要注意です。

⑤所属する派閥が社内でプレゼンスは高いか(40代以降)

ここからは部長職以上になりますが、部長から先はポジションが限られてきます。また、部長より上の本部長や役員クラスの意向がかなり強くなります。そのため、ここから先は半分「運ゲー」だと言えるでしょう。

運ゲーの理由

自分のことを買う上司がどこまで出世するかにより、自分が引き上げてもらえる役職が決まります。また、徐々に派閥もできるため所属する派閥が社内でどれくらいのポジションにあるかも結果を左右します。

▼若手社会人が出世のためにすべきこと

ここまでで部長職以上の出世のためには、年齢別に何ができていないといけないかはある程度理解いただけたかと思います。では、ここからは入社して間もない若手社員がすべきことについて、解説していきます。

若手社会人がすべきこと
  • 初期配属の部署で成果を残す
  • 誰よりも評価にこだわる
  • なんでも積極的に手を上げる
初期配属の部署で成果を残す

ここで勘違いしてほしくないのは、「地方に配属される=出世コースから外れる」は間違っているということです。実際に僕は初期配属は大分県の営業でしたが、20代後半で本社に戻り、無事に最短で昇格することができました。出世したいなら初期配属の部署でともかく結果を残しましょう。

地方配属は若手社員が成長しやすい

地方配属では規模は小さいものの、裁量を与えてもらえるため自分でPDCAサイクルを回す習慣が身に付きます。本社だとやらされ仕事ばかりなので、自分次第で大きな差が生まれます。

誰よりも評価にこだわる

社会人は評価が全てといっても過言ではありません。当然最短昇格のためには評価が必要ですし、出世するためにも評価が必要です。

僕は入社2年目以降、この評価に同期の誰よりも拘った自信があります。常に上司やチームリーダーとコミュニケーションをとり、自分が求められていることやチームへの貢献を考え続けました。営業として実績を上げるのと同時に、チームへの貢献をすることは評価に繋がりやすいのでおすすめです。

目線を上げる

1つ上の目線で仕事を進めることをおすすめします。担当レベルなら係長、係長なら課長の目線になり求めていることを考えると、評価が勝ち取りやすくなります。

なんでも積極的に手を上げる

最後になんでも積極的に手を上げて目立つことです。20代のうちは積極性が大切です。失敗など恐れず、ともかくなんでも手を上げて挑戦しましょう。どこかで自分の積極性が誰かの目に止まるかもしれませんし、手を上げて参加した共同プロジェクトで大きな成果が上がるかもしれません。

手を上げることの大切さ

評価を取るための近道は「大きな案件」にアサインされることです。大きな案件にアサインされるには「あいつできそうだな」と思わせることが大切。ともかく目立つことを意識するようにしましょう。

▼【実体験】ぼくが大企業から転職してよかったこと

僕も30歳頃で実際に大企業から大企業へ転職をしました。実際に転職してみて感じたよかったことについて解説していこうと思います。

大企業から転職してよかったこと
  • 同期との出世争いを気にする必要がない
  • 転職は意外と簡単にできることを学んだ
  • 「仕事が嫌なら最悪転職すればいい」と思えるようになった
同期との出世争いを気にする必要がない

転職すると、同期との出世争いを気にする必要がなくなります。前職では、自分の同期が活躍する姿や出世する姿を見て、焦ることが多々ありましたが、転職するとそんなどうでもいいしがらみから逃れられます。

同期との関係

同期は心許し合える仲間であり、永遠のライバル。社会人である限り、同期との比較とのしがらみからは解放されない。

転職は意外と簡単にできることを学んだ

転職経験者ならわかることだと思いますが、転職活動をしてみると、自分が思う以上に沢山のオファーが来ますし、選択肢が沢山もらえます。

そして、いざ応募すると2か月ほどで内定が出ます。転職活動は実は超簡単なのです。この事実を知ったことで、1社にしがみつく必要がないことを学びました。

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「仕事が嫌なら最悪転職すればいい」と思えるようになった

もし今の上司や部署、業務が自分に合わない場合、前の僕は必死になって自分を合わせようとし、心をすり減らしていました。

しかし、転職という選択肢を知ることで「最悪転職すればいいや」と思えるようになりました。そうすることで日々の業務で上司の顔色や、周りの目を気にすることがなくなりました。

大事なのは今の場所から一歩踏み出してみる勇気です。そして具体的に行動に移すことだと思います。

▼まとめ

結論
  1. 大企業で出世したいなら30歳までに本社配属を勝ち取れ!
  2. 本社配属を勝ち取るためには、初期配属での評価にこだわれ!なんでも積極的に手を挙げるべし!
  3. 30歳で本社配属じゃないならさっさと転職しよう!

大企業の出世は容易ではありません。優秀な大学を卒業した同期社員の中で若手の頃から競争に勝ち続ける必要があります。時には配属ガチャで心が折れそうになることもあると思います。そんな時に目標があなたを支えると思います。

日々の地道な業務も出世という目標と、それを細分化した年齢別の目標を達成するためのステップと思い頑張っていきましょう。また、出世コースから外れたと思ったらすぐに転職活動を開始しましょう。出世は環境に左右される部分も多くあると思うので、転職先ではうまく行く可能性も十分にあります。状況に応じて柔軟に対応していきましょう。

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