地方配属になったら車は必要か?新卒で地方配属になったら考えること。

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こんにちは。シャチホコです。

新卒で地方配属になることを命じられた時に悩むことの1つとして「車を買うべきかどうか」という悩みがあります。僕は新卒で大分県に配属されて、3年間過ごしましたが「車を買うかどうか」で何度も悩みました。

この記事では、地方配属になった際に車を買うべきかどうかについて、僕自身の経験も交えながら解説をしていきたいと思います。

ちなみに地方配属については、関連記事も書いているので是非参考にしてみてください。

▼車を持つことでかかる費用

僕もそうでしたが、若手社員の時はともかくお金がありません。「車を持つのにどれくらいの費用がかかるか?」という点がまずは気になるかと思います。一般的にかかると言われているランニングコストは下記の通りです(年間で換算)

(例)

駐車場:12万円/年

車両保険:7.5万円/年

自動車税:4万円/年

車検費:5万/年

重量税:2万/年

自賠責保険:2.5万/年

合計:33万/年

年間で33万、月額約3万は維持費としてかかる計算なのです!当然これにプラスで車両本体価格とガソリン代もかかってきます。。お金のない社会人にとって、この月額約3万円というのはとても大きな出費なので、しっかり検討して購入したいですね。

▼レンタカー、カーシェアとの比較

では車を買わないとなると、利用するのがレンタカーやカーシェアのサービスです。何回以上レンタカーやカーシェアを利用すると、月額あたりの元が取れるのでしょうか?レンタカー、カーシェアの代表的なサービスの利用価格は下記の通りとなっています。

(例)

レンタカー(9時間):5,500円/回

カーシェア(6時間):4,290円/回

上記の金額を踏まえると、レンタカーだと6回、カーシェアだと7回以上月に利用すると購入した方がお得ということとなります。月当たりの週末の回数が8日なので、休みの度にどこか出かけるだけで十分元が取れるということになります。これは、悩みますね…。

▼地方配属で車は必要か?

僕自身の経験で言うと、結局僕は車を購入しませんでした。理由としては、大分県にいたころは週末にも仕事が入ることが多かったことと、休日は家にいることも多かったためです。そのため、月に6-7回という利用頻度が安定して満たせる見込みが立たなかったためです。

また、周りに車を所有している人も多く、ゴルフに行く時や一緒に遊びに行く時にはその人の車にお邪魔していたため、必要なかったということもあります笑。一方で友達が来たり、たまに1人で温泉に入りに行く時などはレンタカーをその都度借りて利用していました。

▼地方配属で車が必要かを決める5つの質問

ここまで見ていただいて車のランニングコストの損益分岐点と、車が必要かどうかはその人のライフスタイルによる点があることをご理解いただけたかと思います。では、具体的にどのような判断基準で車を購入するかどうかを判断すべきなのでしょうか。

公共交通機関の充実度は?

住んでいる場所の公共交通機関の充実度は、車が必要かどうかを大きく左右する要因だと思います。実際に首都圏の生活では、車を保有していない人が多いのは公共交通機関が充実しているため不要という考えの方が多いからですよね。

僕の例で言うと、大分県配属時代はあまり公共交通機関が発達しておらず、「車が欲しいなぁ」と何度も思ったのですが、福岡県配属時代は、地下鉄・私鉄・バスがとても発達していたので、必要ありませんでした。余談ですが、福岡県では西鉄バスが幅を利かせすぎていて、バスでどこでも行けてしまうのでめちゃめちゃ便利でした笑

家族がいるか?

一人暮らしなのか、もしくは家族がいるのかどうかでも車の必要度は変わりますよね。特に子供がいるかどうかで大きくこの判断基準は変わりますよね。

実際に僕の同僚で結婚している人はほとんど車を持っていて、一人暮らしの人は持っていないことが多かったです。家族構成によっても車が必要かどうかは大きく変わるでしょう。

行動範囲は?

行動範囲も大切です。スーパーやドラッグストアなど生活に必要なものを買える場所が近くにある場合と、車で行かないとアクセスできない場合でも必要かどうかの差が生まれるでしょう。

僕の場合は徒歩圏内にスーパーがいくつかあったのと、駅前の商店街があったので徒歩と自転車で問題なく生活ができました。余談ですが、僕は当時営業職だったので、車でないといけないお店には営業のついでに営業車で行っていました笑

利用頻度は?

冒頭にも出てきましたが、利用頻度は大切です。週末にだけ利用するのか、平日も恒常的に利用するのかで必要度合いは変わりますよね。特に通勤、通学に車が必要である場合は絶対に購入した方がいいでしょう。

僕の場合は基本的に休日のレジャー目的くらいだったので、利用頻度は5回/月くらいだったため購入には至りませんでした。

地方配属の在籍予定期間は?

最後に地方配属の予定期間というのも大切です。例えば1年限定なのと5年は在籍する見込みだと、必要度合いが変わりますよね。

僕の場合2-3年だったため迷いましたが、今考えれば買ってもよかったかなと思います。また、中には3年スパンで地方と首都圏を往復するという配属スタイルの企業も存在するようなので、会社の異動スパンとスタイルに合わせた判断が必要だと思います。

▼車を買わなかった僕が利用したサービス

僕は結局車を購入することはありませんでしたが、定期的にレンタカーのサービスを利用していました。レンタカーもお店によって金額が全然違うので、なるべく安く借りれる先を探していました。参考までに若手社員におすすめのレンタカーサービスを掲載します。

  • ニコニコレンタカー
  • ワンズレンタカー
  • バジェットレンタカー

この3つは非常に安く借りれるのでおすすめです!ただ、ニコニコレンタカーとワンズレンタカーはナビが標準装備されていない場合もよくあるのでその点は確認してレンタルするようにしてくださいね。

▼まとめ

地方配属で車があると、地方ライフが充実することは間違いありません。一方で毎月のコストと、どれだけ自分がその県に在籍するかによって必要度合いは変わると思います。

自分のライフスタイルを考慮した利用頻度が、レンタカーやカーシェアの利用金額を上回るかを検討して購入してくださいね!

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