全国転勤は楽しいことも沢山あるぞ!全国転勤を9年間すごした僕が伝える10のメリット

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こんにちは。シャチホコです。

「全国転勤」と聞くと、あまり良いイメージはなく、会社に人生を人質にとられているようなイメージを持ってしまいますよね。確かに全国転勤は大変なのですが、一方で全国転勤は悪いことばかりではありません。「全国転勤って楽しい!」と思うことは実は沢山ありました。

この記事では9年間全国転勤ありの企業に勤めて、6年間地方配属(九州)を経験した僕が感じた全国転勤のメリットについて解説していこうと思います。

▼なぜ学生たちは全国転勤ありの企業を選ぶのか

そもそもなぜ就職活動で、「全国転勤あり」の企業を選んでしまうのでしょうか。答えは明確で、「大企業で給料が高く、安定しているから」です。僕自身もそうでしたが、就職活動をしている時は、いい企業からともかく内定が欲しいから、全国転勤があるかどうかなんてあまり気にしないですよね。

実際、「全国転勤ってやばいかも」と思うのは結婚し、家族ができ、ライフステージが変わる30代からだと思います。僕自身も結婚を機に、全国転勤ありの企業からリモート中心の企業に転職をしています。言い換えると、若いうち(特に20代)は全国転勤の楽しさを享受して、人間として大きくなった方がいいなと僕は思います!

▼全国転勤は時代遅れになる?

全国転勤は大企業の宿命であることが常識である一方で、全国転勤が時代遅れになりつつもあります。コロナ禍でリモートワークが進み、居住地が自由になる会社が出てきています。その際たる例が、ヤフーやNTTです。この2社はいわゆる大企業ですが、全国転勤をなくす働き方へシフトしています。コロナ禍でリモートワークが中心になったことで、全国転勤が宿命ではなくなったのです。

このように、リモート中心の企業が出てきており、働き方改革が進んでいるということは知っておきましょう。この辺りの詳細は下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

▼全国転勤の10のメリット

ではここからは、僕の全国転勤ありの企業に勤めた僕の経験から「全国転勤って楽しい!」と思った内容について解説していきます。

①日本中に友達ができる

僕の前職の会社では、47都道府県に支店が存在していました。そのため、営業職は新卒で入社し、全国に散り散りに飛ばされることになります。今思えば面白いのですが、配属発表の時に北海道から順に沖縄まで配属先を発表されていきました。笑

そのため、一時的に47都道府県に友達(同期)がいることになりました。プライベートで各地に遊びに行った際には、同期の家に泊まり、その地方の同期で集まって飲み明かしました。ただ観光を目的にその場所に訪れるだけでなく「同期に会いに行く」という目的にできるので、ただの旅行と比較するととても充実した時間になりました。

②第二の故郷ができる

全国転勤は第二の故郷ができます。僕は初めての配属が大分県だったのですが、僕にとって大分県は第二の故郷です。社会人生活を始めた土地で、右も左もわからない中で必死に過ごした経験は今でも忘れられません。

右も左もわからない若造の僕を可愛がってくれた取引先の方々との繋がりや、同僚との繋がりは今でも絶えていません。大分県に戻り、当時の通勤路やお世話になった人たちにあうと新入社員時代の新鮮な気持ちを取り戻すことができます。まさに第二の故郷なのです。

③美味しい食べ物が沢山食べられる

全国転勤は美味しいものを沢山食べられる経験にもなります。僕の場合、大分の関アジ、関サバ、地鶏を最初に食べた時の感動は今でも鮮明に覚えています。

また、九州という土地柄もあってからか、鹿児島の豚や宮崎牛、呼子のイカといった全国的に有名な食材を安く食べることができました。また、お酒では焼酎の奥深さを知り、味を嗜めるようになりました。こんな経験は全国転勤ならではの経験です。

④遊び方が変わる

東京にいる時と比較して、遊び方が変わります。簡単に言うと、アウトドアな遊びが多くなります。僕がいた大分県は山と海に囲まれていたため、車で少し走ればすぐに自然遊びをすることができました。

キャンプ、釣り、BBQ、ゴルフなどアウトドアな遊びにすぐにアクセスできるのは地方ならではの遊び方だなと思います。

⑥労働環境を変えることができる

全国転勤は定期的に異動があります。僕の前職の場合は、2-3年に一度異動があったのですが、その異動は労働環境を変える機会にもなっていました。

全国転勤に引越しはつきものです。2-3年に1度住む場所が変わり、一緒に仕事をする人が変わるとまるで転職したような気分になれました。確かに今まで馴染みがあった場所を離れるのは寂しいですが、新鮮な気持ちで仕事ができるのはいいことだと思います。

⑦新しい環境に適応することに慣れる

定期的に異動があると、嫌でも新しい環境に適応することになれます。住む場所も一緒に仕事をする人も変わるのは、想像以上にエネルギーが必要ですが若いうちにこういった変化を経験しておくことは良いことだと思います。

実際に僕が転職する決断ができたのは、この新しい環境に適応するという経験を定期的に行なっていたからこそだと思っています。

⑧同僚と仲良くなれる

全国転勤がある企業だと、同僚と仲良くなることができます。地方配属された人たちは単身赴任の場合が多く、基本的に1人であるため飲みに行く機会はよくあります。

そして一緒に仕事をしている人と仲良くなると、仕事自体が楽しくなってきます。同じ目標に向かい一生懸命に取り組んだ結果、その喜びや悔しさを分かち合うことができるのは、仲が良いからこそだと思うのです。

⑨定期的に断捨離できる

2-3年に1度に異動があるということは、引越しがあります。そしてこの引越しは大変なのですが、断捨離の機会にもなります。不要なものを捨てて気持ちいいのはもちろんですが、それまでの自分を振り返る良い機会にもなります。

僕は異動の際にもらった色紙やプレゼントをみて、「また頑張ろう」と言う気持ちになっていました。

⑩行動力がつく

全国転勤があると、縁もゆかりもない場所で生活することになります。確かに大変なのですが、なんでも1人でやっていく必要があるので、行動力がつきます。

その場所で0から友達を作り、仕事を覚え、生活をしていく。この経験は自分のやりたいことを人生で実現するにもプラスに働きます。

補足:成長の機会になる

全国転勤し、地方で働くということは特に若手社員にとっては最高の成長機会になります。地方の方が職場がアットホームで、業務範囲も広く裁量も多いため、若手にとっては良い環境です。詳しくは下記で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

▼まとめ

全国転勤は思ったよりも悪くありません。むしろ「楽しい」ことが沢山あります。仲良くなった仕事仲間と仕事をして、夜美味しいものを食べに行く。そして涙ながらに新しい場所へ行き、新しい出会いがある。

もしあなたが今全国転勤の企業に入るか悩んでいるとすれば、若いうちは全国転勤ありの企業に就職することをおすすめします。慣れるまでは大変ですが、時間が解決してくれることがほとんどですから、あまり気負いすぎないようにしてくださいね。

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