こんにちは。シャチホコです。
就活戦線を勝ち抜いて入社した会社で、いきなり地方に配属される、いわゆる「配属ガチャ」は多くの若手社員を悩ませていると思います。その中でもプライベートの時間を充実させるための「友達」をいかに作るかは地方配属の永遠のテーマだと思います。
僕も実際に入社早々に大分県に配属されました。配属当初は「田舎やん…」と暗い気持ちでしたが、異動する時は寂しさで涙が止まりませんでした。。縁もゆかりもない土地で、当然友達もいない中で如何に孤独な地方ライフを楽しんだのか。僕の経験をお伝えしたいと思います。
▼地方配属に友達は必要か?
結論から言うと、自分の経験から僕は地方配属に「友達は要らない」と思っています。この後詳しく述べますが、入社して3年間というのは社会人にとってとても大切な時期です。ある意味社会人人生の基礎を作る3年間だと思います。
では僕は最初から「友達は作らない」スタンスだったかと言うと、そうではありません。残念ながら「友達ができなかった」人間です笑。配属されて早々に大学時代の友達の友達で大分県に勤めている同い年の子を紹介してもらったり、居酒屋で地元の人と知り合ったりはしました。しかし、「友達」と言えるまで深い関係にはなれませんでした。
▼なぜ深い関係になれなかったか?
ではなぜ僕は地方で友達ができなかったのでしょうか。実際にたくさんの出会いはありましたが、その人たちと深い関係になれなかった理由について記していきたいと思います。
友達を選ぶことが出来なかったから
学校で友達ができる時、多くの選択肢の中から友達を選んでいると思います。クラスが40人ほどだとするとその中で真に仲良くなれるのは1-2人ほど。だとすると、深い関係になれる友達は20人にあって1人いるかどうかという確率です。実際にやるとわかるのですが、まずツテを辿るだけで20人と会うのは難しいです。
会って2時間飲んで、「そこまで仲良くなれなかった」という経験を積み重ねるうちに「時間もお金ももったいない」という気持ちになりました。
共有する時間が短いから
人が他人と仲良くなるには、「時間の共有」が必要です。僕の経験上、深い関係になる友達は、共有する時間が長く、感動を共有する経験が必要だと考えます。良い例が部活、サークル、受験、就活です。同じようなことに同じように苦労し、感情を共有するからこそ仲は深まります。
社会人で知り合った友達と、ましてや地方の寂しさを埋めることを目的に出会った相手と「何か同じ目標を持ち、感情を共有すること」は難しく、どうしても薄い関係になってしまいました。
仕事が忙しいから
若手社会人の時期は、ともかく忙しいです。不慣れな仕事での残業時間、業務外での懇親会の企画、週末のゴルフなど、ともかくやることが多いです。そして、いざ週末になっても「週末くらい1人になりたい」と思ってしまい、家で読書したり映画を見て過ごすことが多くなりました。
それは自分だけで無く相手も立場としては同じで、「忙しい」ことが理由でせっかく知り合っても、一度二度飲むだけで終わってしまうことがほとんどだったため、深い関係になれませんでした。
▼どうやって地方生活を楽しんだか?
遊びたい盛りの20代前半、友達が全くできなかった環境の中で如何にして地方ライフを楽しんだのか。それは「仕事に打ち込むこと」でした。
東京にステイとなった同期や大学時代の友達の楽しそうな姿をSNSで見ると、「羨ましい。なんで自分はこんなとこにいるんだ。」と悲しくなることはたくさんありました。それに加えて、慣れない仕事や、初めての大人たちとの仕事にストレスを感じて、「東京に戻りたい」と何度も思いました。
ただ、毎日嘆いている自分が嫌で、マインドチェンジし「せっかくの地方ライフを楽しもう。ネタにできるようにしよう。」と思うようになりました。その中でまずは仕事に打ち込むことにしました。
東京の奴らに負けないと決める
「東京で遊んでいる奴らには負けたくない。最速で出世してやるぞ。」という思いからともかく仕事に打ち込みました。当時僕は営業職だったので、ともかく目標達成に向けた努力を沢山しました。経験や知識が周りの先輩と比較して不足している分、自分は「現場力は誰にも負けない」ように泥臭い営業をしていきました。
仕事を通じて仲間ができる
まずは社内や取引先との関係を構築するために、懇親会の機会が増え、いつも仕事に関わる人たちと夜遅くまで飲む日々が続きました。そうすると、取引先や同僚とどんどん関係が深くなっていきました。
特に取引先の社長や部長は自分の倍くらい年齢が離れていたにもかかわらず、仕事から遊びまで社会人として未熟な自分にいろんなことを教えてくれるようになりました。同じ目標に向かい真剣に取り組むことで、社内外を超えて「仲間」ができたのです。
仲間のために頑張れること
仕事で仲間ができると、今度は「仲間のために頑張る」ことができるようになりました。僕は自分のためより他人のために頑張る方がモチベーションが高くなります。
そして何より仲のいい仲間とする仕事の時間は、地方の孤独を埋めてくれ、「仕事が楽しい」と思えるようになりました。そうすると結果も出て、評価も貰え、周りからも信頼される。この好循環がとても心地よく、自己肯定感が上がっていきました。
これは30歳を迎えた今ではなかなか感じられない感覚で、当時は本当に休みなんて要らず23連勤したこともありました笑
▼まとめ
入社時に配属された大分県での生活は、今も忘れることができません。後にも先にもあそこまで「仕事が楽しい!」と思えることはないと思います。それは知らない土地に1人で行き、孤独ゆえに「仕事に打ち込める」環境だったからこそだと思います。
あの時間があるからこそ、僕は前職の時に最短で出世することができ、良い条件で転職ができたと考えています。
人によって価値観は違うので、仕事に打ち込むことだけが全てではありませんが、僕の経験から「中途半端な付き合いは孤独を埋める材料にはならない」ということは伝えたいです。大分を離れて7年経つ今でも当時の取引先の方と電話で定期的に会話しています。それこそが本当の出会いなのだと思っています。
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