【結論】職場で起こる新人いじめ。いじられる新人の特徴と対策とは?

転職活動

こんにちは。シャチホコです。

新人いじめというのは、今も昔も存在しています。いじめというのは、もちろんいじめる方が悪いのですが、一方でいじめられる方にも問題がないとは言い切れません。僕の経験上、いじめを受ける新人には少なからず共通点があります。

実際に僕も新人の頃いじめを受けて悩んでいました。この記事では自分自身の経験や、自分の身の回りにいたいじめを受けていた後輩の共通点といじめを受けないための対策について解説していきます。

僕が新人時代にいじめを受けていた内容については、下記の記事でまとめているのでよければ参考にしてみてください。

▼職場でいじめを受けるタイプの新人とは? 

職場でいじめを受ける新人には一定の共通点があります。あなたが仮にいまいじめに悩んでいるとすれば、下記の共通点を参考にして、自分に問題がないかを一度振り返ってみると良いです。

いじめを受ける共通点1:仕事ができない 

まずは仕事ができないということです。これを聞くと、「新人だから仕事ができないのは当たり前では?」と思うかもしれません。確かにその通りですが、同じミスを繰り返したり、自分で学ぼうとしないと言った共通点があります。

・同じミスが多い

まずは同じミスが多いという点です。新人にはいつも同じことで怒られている子がいます。その理由は明確で、メモをしていないことと理解していないからです。一度ミスをしたら、もう二度と同じミスをしないように、メモをして確認するようにしましょう。

・納期に間に合わない

先輩からタスクを振られた時に納期に間に合わないという点です。仕事は納期が命です。ここでは事前に納期を確認せず、先輩とスケジュール感があっていないというケースもあります。タスクを振られたら、必ず納期とアウトプットイメージをセットで確認し、納期を意識した仕事を進め方をしましょう。

・自分で学ぼうとしない

社会人である以上、新人でもなんでも教えてもらえる訳ではありません。商品知識を資料等から能動的に学ぶようにしましょう。特に配属当初は暇なので、空いている時間で資料を読み込む時間はたくさんあると思います。ここでぼーっとしていると、「今まで何をしてきたのか」と言われてしまうので気をつけましょう。

・アウトプットが雑

仕事が雑なのも「仕事ができない」というレッテルを貼られます。特に誤字脱字や数字の誤り、同じことを表現するのに単語がバラバラなど、確認すれば修正できる点がそのままになっているのは、雑な仕事の象徴です。「新人のくせに緊張感がない」と思われないように作ったものは何度も確認しましょう。

いじめを受ける共通点2:相談しない

2つ目の共通点が「相談しない」という点です。仕事は1人で進めることはできません。ただでさえ業務知識のない新人は先輩の時間を見つけ相談すべきですが、それを怠る共通点があります。

・不明点をそのままにしておく

まずは不明点をそのままにしておくことです。最初のうちはわからないことばかりだと思います。会議で話している内容や、取引先への同行で話している内容も理解できないことが多いと思います。わからないことはまず自分で調べて、それでもわからないことは必ず確認するようにしましょう。

・勝手に仕事を進める

次に勝手に仕事を進めることです。会社にはさまざまなルールがあります。何かを決める際には、金額や内容に応じて他の部への確認や上司に決裁をもらう必要があります。新人のうちはそのフローもわからないため、都度細かく確認する必要があります。それを確認せず進めると納期遅れなどの問題が発生し、周りに迷惑をかけてしまいます。

・報連相しない

最後に細かく報連相しないことです。報連相しないと、自分が間違っていることに気づくことができません。最悪なのは、納期ギリギリまで報連相せず、上司と自分のアウトプットイメージが異なることです。「こんなことまで報告する必要があるかな」と思う内容まで報連相しましょう。

いじめを受けるタイプ3:コミュニケーションが下手 

3つ目の共通点がコミュニケーションが下手ということです。言い換えると、「空気が読めない」ということです。

・言動が反抗的

新人の中には先輩からの指摘事項に対し、素直に受け止められず反抗的な態度を取る人がいます。高学歴などプライドの高い新人が多いのですが、反抗的な態度になると周りからの協力は得られず、どんどん孤立していくことになります。

・言い訳をする

何か失敗をした時にすぐに謝らず、言い訳をする人も多くいます。まず何か失敗や誤りがあった際には謝罪しましょう。また環境のせいにせず、自分ゴト化し言い訳をするのはやめましょう。言い訳して良いイメージを持ってもらえることはありません。

・協調性がない

次に協調性がないことです。社会人には最低限付き合いというものが存在します。皆でランチに行ったり、送別会や歓迎会など公式な懇親会もあります。こういう時にいつも行く必要はありませんが、いつも断ってばかりいると「仲良くなりたくないんだ」と思われてしまいます。

飲み会との付き合いかたについては、下記の記事で解説しているので、よければ参考にしてみてください。

・デリカシーがない

発言にデリカシーがないということもあります。例えば女性に「結婚していないのか?」「子供は作らないのか?」というような質問をしたり、人のコンプレックスの部分を聞くことです。「親しき仲にも礼儀あり」です。相手の気持ちになって聞かれたくないことは聞かないなど気遣いを忘れないようにしましょう。

・気が利かない

最後に気が利かない点です。これは抽象的な表現になるのですが、例えば上司がものを運んでいる時に手伝うであったり、自分が食事を買いに行く際に、他の人の分も聞いて買ってくるなど、気遣いをすることです。これができないと、「今年の新人はなっていない」とレッテルを貼られてしまいます。

いじめを受けるタイプ4:就業態度に難がある 

4つ目が就業態度の難があるタイプです。仕事は基本的に人と人のコミュニケーションで成立しています。就業態度に難があると「あいつと仕事したくない」と思われてしまうのです。

・プライドが高い

プライドが高いのは最悪です。先輩の助言や上司のアドバイスに素直に耳を傾けられない人は成長できません。いくらあなたが学歴が良くても、社会人としては未熟です。新人のうちは周りの人の意見に耳を傾け、自分の成長につなげるようにしましょう。

・積極性がない

積極性がないというのも良くありません。「何でも積極的に前向きに取り組む」のが新人の仕事だと思います。できるかどうかは一旦考えす、何でもいいので、積極的に手をあげるようにしましょう。積極性があると周りから名前と顔を覚えてもらえ、仕事がしやすくなります。

・感情にムラがある

感情にムラがあるのも良くありません。昨日と今日のテンションが全然違う人って何考えているかよくわかんないですよね?プライベートで嫌なことがあっても、仕事は仕事。ちゃんと割り切って、社会人として相応しい態度で業務に取り組むようにしましょう。

▼いじめが起こりやすい職場環境とは? 

職場環境によっては「いじめが起こりやすい」職場環境もあります。こういった環境からはすぐに逃げ出すべきなのですが、まずはどのような特徴があるのかを解説していきます。

・体育会系な部署は危険

上司と部下の関係性は会社や部署で大きく異なります。僕は前職の会社で、営業とサービス企画の2つの部署に所属したのですが、同じ会社でも部署が違うだけで全然環境は違いました。

営業時代はどちらかというと体育会系で、上司から罵詈雑言を浴びせられることがありました。こう言った雰囲気では、先輩から新人への当たりも強くなります。新入社員が先輩から厳しい言葉で罵倒されているのを何度も見かけました。こういった体育会系の職場ではいじめが起こりやすい傾向があります。

・仕事の進め方が統一されていない

一方でサービス企画の部署では仕事の進め方が確率されておらず、俗人化している状況でした。俗人化されているので、その人に聞かないとわからないのですが、大抵の場合忙しく、聞けません。

自分で調べた結果、マニュアル化されていない業務フローで周りに迷惑をかけ、「どうして聞かなかったんだ!」と怒られてしまいます。このように仕事の進め方が統一されていない状況でもいじめは起こりやすいです。

・労働環境が悪い

最後に総じて労働環境が悪い部署はいじめが起こりやすいです。労働環境が悪いとは、残業時間が長く、毎日深夜まで働いているような部署です。こういった部署は基本忙しく、みな深夜まで働き疲れているため、絶えずイライラしています。

そのストレスの吐け口として、いじめが起きてしまうのです。またいじめが起きていることを認知しても、それを解決しようとするとまた忙しくなるのでそれを放置する傾向があります。本当に最悪な環境です。

▼新人いじめへの対策をする 

では職場でいじめられないように対策することは可能でしょうか?結論、ある程度は可能だと思います。基本的に同僚の人たちと円滑な人間関係を構築できれば、いじめられることはありません。ここでは新人が気をつけるべき態度について解説します。

対策1:挨拶を徹底する

「挨拶をする」ということは大切です。執務室に入る時、廊下で誰かとすれ違った時、会議室で他の部の人とあった時、ともかく自分から挨拶するようにしましょう。

新人のうちは「挨拶しても自分のこと覚えてなかったらどうしよう」と、なかなか自分から挨拶を遠慮しがちです。ただ、挨拶されて挨拶を返さない人は基本的にいません。ともかく挨拶を徹底するようにしましょう。

対策2:礼儀に気をつける

次に礼儀に正しくすることです。新入社員のうちは慣れていないので、敬語や作法と言ったものが疎いと思います。そんな時には「丁寧すぎるくらいでいい」という感覚でいきましょう。特に敬語なんて正しく使えている人は少ないので伝わればいいのです。

それと併せて上司と同行する際の席や、飲み会での席次、振る舞いを先輩に都度聞いて教えてもらうようにしましょう。マナーを勉強するのは面倒です。実際に僕は営業時代にこの辺りをかなり苦労しました。ただ、今となってはどこに行っても怖くないので、いい経験だったと思います。

対策3:感謝を言いすぎるくらいに言う

次に何でも感謝を言うことです。仕事は「誰かに何かをする」ことと「誰かに何かをしてもらう」ことの2つで成り立っています。誰かに何かをしてもらった時はどんなに小さなことでもいいので、ありがとうを伝えましょう。

余談ですが、僕は怒られたや指摘を受けた時にも「ありがとうございました」と言うようにしていました。やってみるとわかるのですが、指摘する方や怒る方も

エネルギーを使います。あなたのためにエネルギーを使ってくれることに感謝すべきなのです。

対策4:謙虚になる

最後に謙虚になることです。上述した通り、あなたがいくら高学歴で成功し続けていても社会人としては未熟です。その気持ちを忘れずに、素直に周りからのアドバイスに耳を傾けるようにしましょう。

この「謙虚である」ということは大切で、僕は30歳を超えた今でも大切にしている考え方です。謙虚であれば周りの人たちが助けてくれます。

▼もし職場でいじめにあったら

では、もし職場でいじめにあった際にはどうすればいいのかについて解説していきます。僕の経験上、自分の身は自分で守るしかありません。

・記録に残す

1つ目が記録に残すということです。いじめにあった内容を事実として残しておくことです。具体的には罵詈雑言受けた内容を録音したり、チャットの履歴を保存しておくでもいいと思います。何か客観的事実になるものを残すことです。

これは上司に相談する際にあなたからの申告を意見ではなく、事実として受け取ってもらう必要があるからです。事実であることがわかると、立場上上司は動かざるを得ません。なので記録に残すと言うことはとても大切なのです。

・上司に相談する

2つ目が上司に相談するということです。新人いじめが部署内で起きているということは管理監督者である上司にも責任があります。上司に相談することは気が引けるかもしれませんが、一方で上司の立場としては早く相談して欲しいものです。

上司も部下を失いたくありませんし、仮にいじめが理由で退職することになれば、上司のマネジメント力に責任が及びます。上司も神様ではないので全てを全て見れている訳ではないことを理解しましょう。

・転職活動も進める

最後に転職活動を並行して進めることをおすすめします。特に職場環境に問題がある場合は本当に転職するかどうかは別として、転職活動を始めることをおすすめします。

なぜなら、いじめが原因でチームや部署を変えてもらえたとしても、所属している会社が同じ以上企業体質は変わりません。異動先でもいじめが起こる可能性があるからです。

いま第二新卒の市場がかなり熱いので、早い段階で今の自分にどんな選択肢があるのかを把握し、外の世界を知っておくことも大切なのです。

▼まとめ

新人でいじめられるのには、新人側にも理由があります。この内容を見て、「自分がそうだ」と思うような項目があれば、まずはそこを直して見るのがいいかもしれません。

一方でいじめは、いじめる側が悪いです。僕が言いたいのはそんな部署やチームは早々に脱出するように行動しましょう。特に職場環境に問題がある場合は転職活動も行いながら、脱出方法を検討することをおすすめします。

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