ウェブ面接(オンライン面接)でカンペはあり?ウェブ面接突破のためのコツを伝授!

テクニック

こんにちは。シャチホコです。

コロナの影響もあり、就職活動、転職活動ともにオンライン面接やウェブ面接での採用活動が主流となっています。ウェブ面接では対面での面接とは異なり、自宅で面接されるためカンペを見ることが物理的に可能です。

ウェブ面接でカンペを使うことについては、賛否両論あります。ネット上にも「面接官にバレる」「棒読みになってしまう」といったネガティブな意見がたくさん転がっています。この記事では、ウェブ面接でカンペを使う際のメリット、デメリットに加え、僕自身の実体験から得たコツを伝授していきたいと思います!

ウェブ面接でカンペは使っていいのか?

結論から言います。ウェブ面接では、バレなければカンペは使っていいと思います。そしてコツさえ掴めば、ウェブ面接でカンペがバレることはまずありません。

僕がウェブ面接において、カンペを使うべきだと思う理由は2つあります。

自分がしてきた準備を最大限発揮するため

面接が開始されると、独特の緊張感に包まれます。誰もが経験したことがあると思いますが、面接官が怖く見えたり、自分が話している内容が相手に納得されていないように感じるのです。そうすると、面接の前にせっかく準備してきた回答内容が飛んでしまったり、気づいたら全く心にもないことを答えていることがあります。

その緊張感で、本来の自分がアピールしたいことをできないまま終わってしまうのは、とても勿体無いですよね?なので、自分がしてきた準備を最大限発揮するためにも、カンペは使うべきだと思います。

話す内容は実はあまり大切ではないため

面接官が見ているポイントとは、何でしょうか。それはずばり「この人と一緒に働きたいと思うか」です。実際に私の勤める企業(※一部上場企業です)では面接官を勤める人に「この人と一緒に働きたいと思う人を選んでください」と人事部から指示があります。

人が「この人と一緒に働きたい」と思うのは、コミュニケーションから感じられる人柄やその人の持つ思いだと僕は考えています。なので、面接では話す内容より、表情や話し方、相槌の打ち方などコミュニケーションに気を配るべきなのです。だからこそ、話す内容はカンペを作りしっかりカバーしておくべきなのです。

以上のように、自分自身の良さをきちんとアピールするためにも、適切な方法でカンペを使ってウェブ面接を突破しましょう。

ウェブ面接でカンペを使うメリット

では、ウェブ面接でカンペを使うことのメリットとデメリットは何なのでしょうか?まずはメリットから解説していきます。メリットは次の3つです。

メリット1:自分が伝えたいことを簡潔に話すことができる

面接は「コミュニケーション」です。日常会話でもそうですが、ダラダラと長く話す人を見ていい印象を持つことは少ないですよね?特にビジネスでは「この人仕事できなさそうだな」と思われてしまいます。

しかし、カンペがあることで伝えたいことを構成立てて簡潔に話すことができます。僕が意識しているのは、質問に対して400文字以内で回答することです。面接はあくまで会話です。これは経験上ですが、400文字以上を一方的に話すとどうしても「長いな」という印象を与えてしまいます。カンペを使うことで、文字数を意識しながら回答内容を作成することができるのです。

メリット2:心の安定剤になる

面接の前には「どんな質問がくるだろう」「きちんと準備した内容を回答できるかな」といった不安に襲われます。そしていざ面接が始まると、緊張から頭が真っ白になってしまうことがあります。

一方で、最初の自己紹介や自己PRといった基本的な質問をスムーズに回答できれば、波に乗り、スムーズに面接を進めることも可能です。カンペを使うか使わないかは別として、カンペが手元にあることで緊張を緩和してくれることは間違いありません。

メリット3:表情や話し方に集中できる

上述したように、面接で最重要視されるのは「この人と一緒に働きたいかどうか」です。そのため、話す内容と同じくらい、面接官へう良い印象を与えることが大切になります。そこで大切になるのが、「表情や話し方」です。

イメージしてみてください。いくら大きな成功を収めている人でも、うつむいて、暗い表情で話をしている姿を見ると「この人大丈夫かな」と思いませんか?人は知らず知らずのうちに、表情や話し方で人間を判断しているのです。笑顔で大きな声でハキハキと、早口にならないようにゆっくりと話すこと意識するだけで、印象は大きく変わるのです。

ウェブ面接でカンペを使う3つのデメリット

次にウェブ面接でカンペを使うデメリットについて解説します。デメリットは以下の3つです。

デメリット1:面接官にカンペを使っていることがバレる

面接官によっては、カンペを使っていることを「よくない」「不正」と捉えられてしまう可能性があります。実話かどうかは不明ですが、「カンペを使っているとわかったため、落とした」という面接官の記事がネット上に転がっています。

当然ですが、カンペは使い方によってはバレますし、バレたら悪い印象を与えてしまう可能性もあることを理解しておかなくてはなりません。

デメリット2:原稿の棒読みになってしまい、熱意が伝わらない

カンペを読むことに一生懸命になり、自分の言葉で話せなかったり、思いを乗せて話すことができず「熱意がない」と思われてしまうことがあります。自分で自分が話す様子を録画してみるとよく理解できますが、カンペを読むと「この言い回し不自然だな。。」「普段この言葉使わないな」と感じることがあります。

上述した通り、面接では印象が大切です。話す内容に集中しすぎて自分の言葉で、自分をアピールするという面接の本質を疎かにしないように注意しましょう。

デメリット3:相手の質問に的確に回答できなくなる

面接は基本的に会話です。当然ながら相手の質問に対し、的確に答えることが大切になります。ただ、カンペがあると「カンペ通りにこたえないと」という意識が働いてしまいます。そのため、相手の質問に、自分が準備した答えを無理やりはめてしまう人がいます。

相手の質問に的確に回答することができなければ、「コミュニケーション力がない人」というレッテルを貼られてしまう可能性があります。自分が話すキーワードやエピソードは大切にしながら、的確に質問に回答することを意識しましょう。

ウェブ面接でカンペがバレる時

上述のデメリットにも記載した通り、カンペを使っていることが面接官にバレるのは決してよくありません。では、そもそもどんな時にカンペがバレてしまうのでしょうか?そのポイントを抑えて、的確な対策を行なっていきましょう!

回答する前に視線が一旦下に逸れる時

ウェブ面接において、カンペを利用していることがバレてしまうケースの多くは「視線が不自然にズレること」にあります。特に、カンペを机の上におき、回答のたびに下を向くとバレてしまう可能性は高くなります。

そのためカンペを見る時に、視線が不自然な動きにならないような場所にカンペを設置することが大切になります。

質問に対しての回答がずれている時

面接官の質問に対し、なんでも用意した答えで回答しようとする際に、不自然さを感じられ、カンペがバレることがあります。面接は会話です。会話である以上、質問に的確に答えられないと「コミュニケーション力がない人」という評価を受けてしまいます。

そのためカンペを用意する内容は限定的とし、相手の質問に対して的確に答えていくことを意識しましょう。

原稿の棒読みになっている時

面接官の質問に対して、はなし言葉として不自然な表現や原稿の棒読み感が出てしまっている時にカンペがバレることがあります。

そのためカンペを用意するにあたっても、話し方や表情などを含めた練習をして、自分の言葉で話すことができるようにしましょう。

ウェブ面接でカンペを使うための3つのコツ

ではウェブ面接でカンペがバレないように、うまくカンペを使うためのコツとは何なのでしょうか?カンペを利用する際に注意したい3つのポイントを解説していきます。

コツ1:カンペはカメラの近くに置くべし!

カンペを使う際には、「目線が不自然にならないこと」が大切です。カンペの設置場所ですが、僕は「PCのインカメラの真下」をおすすめしています。

具体的には、面接官とのウェブ会議用の画面(skype、webex、Zoomなど)を画面の下部に持ってきて、カメラの真下にカンペをエクセルやワードでセットしています。実際に録画してみるとわかりますが、カメラの真下であれば目線の動きが不自然でないことが分かります。

コツ2:カンペは主要な質問にしぼって作成すべし!

上述した通り、カンペに囚われすぎると、面接官からの質問に無理やり自分が用意した答えを当てはめようとしてしまいます。そのため、最初から用意するカンペは限定的にし、その内容をしっかりと深掘りすることをおすすめします。

具体的に用意する内容は下記の通りです。

  • 自己紹介
  • 自己PR
  • 志望動機
  • 入社して実現したいこと
  • 自分の5年後、10年後のキャリア
  • 自分の強み、弱み
  • これまで一番頑張ってきたこと
  • これまで一番苦労したこととその乗り越え方

僕は上記のそれぞれの質問を400文字以内で作成し、カンペとしています。

コツ3:本番前に面接の様子を録画して見るべし!

これが一番大切なのですが、本番前に自分の面接の様子を録画してチェックしましょう。具体的には、当日使うウェブ会議用のアプリを使ってテストします。

僕はPCとiPhoneを持っているため、2つのデバイスでウェブ会議を接続し、iPhoneで画面録画を行って自分が話す様子をチェックしています。

チェックすべきポイントは下記の通りです。

  • 照明は適切か
  • 顔の角度は適切か
  • カンペを見る目線
  • 話す速度
  • 表情
  • 話す内容(はなし言葉として不自然ではないか)
  • 身振り手振り
  • 笑顔

実際に自分が話す様子を見ることは、ウェブ面接で好印象を与えるために大切な準備です。対面での面接とは異なり、ウェブ面接だとオーバーに表情や抑揚をつけないと熱意は伝わりません。この準備をしているかどうかで面接のクオリティは大きく変わってくると考えています。

まとめ

ウェブ面接でカンペを利用することについては、僕は「バレないように利用すべきだ」と考えています。対面では絶対にできませんが、ウェブ面接だからこそ利用できるカンペという武器を利用した方がいいと考えています。

ただポイントを抑えないと、カンペがバレてしまい、相手に悪印象を持たれてしまう可能性もあります。カンペを利用する際のポイントをしっかりと抑えた上で、適切に利用してみてくださいね。

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