うつになりかけの状態でブラック企業からホワイト企業へ転職を成功させ、人生を変えたしゃちほこの実体験から解説します!
ホワイト業界として有名なインフラ業界ですが、「インフラ」と言われるとなんとなくイメージできるものの、具体的にどの業界かはイメージができなかったりしますよね。
この記事では、インフラ業界の代表であるエネルギー業界(石油、電力・ガス業界)の紹介とおすすめのホワイト企業をランキング形式で紹介していきます。
▼エネルギー業界(石油、電力・ガス業界)とは?
エネルギー業界とは、大きく分けて石油・電力・ガスの3つから構成されます。自動車などの交通機関や電子機器の普及により、この3つのエネルギーは生活に欠かせないインフラとなっています。エネルギー業界の企業は、これらを安定供給することで高く安定した収益を得ています。
・エネルギー業界(石油、電力・ガス業界)の主要企業一覧
順位 | 企業名 | 売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|---|---|
1位 | ENEOSHD | 7,658,011 | 254,175 | 1,471,695 |
2位 | 東京電力HD | 5,866,824 | 143,460 | 599,213 |
3位 | 出光興産 | 4,556,620 | 140,062 | 979,623 |
4位 | 関西電力 | 3,092,398 | 145,746 | 1,068,570 |
5位 | 中部電力 | 2,935,409 | 145,694 | 924,014 |
6位 | 東北電力 | 2,286,803 | 87,919 | 372,348 |
7位 | コスモエネルギーHD | 2,233,250 | 101,289 | 215,017 |
8位 | 九州電力 | 2,131,799 | 77,397 | 407,015 |
9位 | 東京瓦斯 | 1,765,146 | 77,675 | 989,867 |
10位 | 大阪瓦斯 | 1,364,106 | 112,491 | 879,809 |
11位 | 中国電力 | 1,307,498 | 34,283 | 323,154 |
12位 | 電源開発 | 909,144 | 77,775 | 339,188 |
13位 | 北海道電力 | 740,790 | 53,775 | 100,193 |
14位 | 四国電力 | 719,231 | 6,456 | 170,958 |
15位 | 北陸電力 | 639,445 | 17,828 | 116,698 |
16位 | 東邦瓦斯 | 434,776 | 13,515 | 289,869 |
17位 | 富士石油 | 344,612 | 7,098 | 22,656 |
18位 | 西部ガスHD | 191,993 | 4,851 | 77,013 |
19位 | 沖縄電力 | 190,520 | 12,619 | 76,797 |
20位 | イーレックス | 141,885 | 15,720 | 112,664 |
さすがインフラ企業。上位企業は規模が巨大ですね!
▼エネルギー業界(石油、電力・ガス業界)がホワイトな理由
大人気Youtuberであるサラタメ氏もホワイト業界として紹介しているインフラ業界。
では、なぜエネルギー業界(石油、電力・ガス業界)はホワイトなのでしょうか?その理由は以下の3点です。
それぞれについて解説します。
・参入障壁が高い
エネルギー業界の共通点として、圧倒的な参入障壁の高さがあります。
各地方ごとに張り巡らされたインフラを再度構築するには、莫大な費用が必要となります。
また通常の日用品とは異なり、海外から安く輸入し、安く売るということができません。
・ライフラインだから景気に左右されない
石油、ガス・電気は、ライフラインであるため、景気に左右されません。
景気が悪くなっても「節約する」というレベルで、全く使用しないということはありません。
そのため、不景気でも安定した利益を稼ぎ出すことがで切るのです。
・電気・ガスはほぼ独占企業
これを見ると、「近年は電力の自由化に伴い、新電力が始まったのでは?」と思う人がいるかと思います。
確かに電力の自由化が始まりましたが、主要な事業者は小売を行なっているだけで、配電網などのインフラは元の電力会社から借りているというのが実態です。
電気・ガスなどのライフラインはほとんどが独占状態となっています。
▼年収別 エネルギー業界(石油、電力・ガス業界)ホワイト企業ランキング
順位 | 企業名 | 年収 |
---|---|---|
1位 | JXTGホールディングス | 1,129万円 |
2位 | 昭和シェル石油 | 947万円 |
3位 | コスモエネルギーホールディングス | 928万円 |
4位 | レノバ | 915万円 |
5位 | 出光興産 | 911万円 |
6位 | 国際石油開発帝石 | 907万円 |
7位 | 三井松島産業 | 898万円 |
8位 | ミツウロコグループホールディングス | 883万円 |
9位 | 石油資源開発 | 882万円 |
10位 | イーレックス | 830万円 |
11位 | 東京電力ホールディングス | 812万円 |
12位 | 関西電力 | 799万円 |
13位 | 日本アジアグループ | 794万円 |
14位 | 電源開発 | 786万円 |
15位 | 東亜石油 | 784万円 |
16位 | 中部電力 | 779万円 |
17位 | 九州電力 | 776万円 |
18位 | 四国電力 | 774万円 |
19位 | 東北電力 | 773万円 |
20位 | 沖縄電力 | 770万円 |
21位 | 富士石油 | 769万円 |
22位 | 中国電力 | 760万円 |
23位 | 住石ホールディングス | 759万円 |
24位 | K&Oエナジーグループ | 748万円 |
25位 | Abalance | 728万円 |
全体的に平均年収が高いことから、利益率が高いことが伺えますね!
▼おすすめ!エネルギー業界(石油、電力・ガス業界)のおすすめホワイト企業ランキング
エネルギー業界(石油、電力・ガス業界)のホワイト企業TOP10について比較していきます。
地方で働きたい人や、地元で働きたい人には非常に相性の良い業界ですね。
平均年収1位のJXTGホールディングスは、給料が良い分激務として有名な企業です。
近年は働き方改革で以前と比較するとかなり緩和されたようですが、6連勤、7連勤もあるとか…。
緩く、コスパ良しのホワイト企業とは少し違うため、ランクから外れています。
第1位 コスモエネルギーホールディングス
年収が高いのに、残業時間/有休消化率も高い超ホワイト企業!就職偏差値もそこまで高くないのでおすすめ!
第2位 関西電力
第3位 大阪ガス
関西電力と大阪ガスは、関西で働きたい人は絶対受けるべき超ホワイト企業!
第4位 東京ガス
第5位 東亜石油
東亜石油は他と比較すると平均年収が落ちるけど、驚くべきはその就職偏差値!この偏差値でこの労働条件はホワイトすぎる。。
第6位 石油資源開発(JAPEX)
第7位 中部電力
中部地方で働きたい人は必ず受けるべき!東海地方ではかなりのネームバリューのある企業です!
第8位 出光興産
第9位 国際石油開発帝石(INPEX)
第10位 富士石油
富士石油も東亜石油同様に平均年収は劣るものの、偏差値が低くコスパがいい!東亜石油とセットで受けるべし!
▼エネルギー業界への転職におすすめのエージェントはどこ?
エネルギー業界への転職に強い転職エージェントは以下の4社です。
それぞれについて簡単に解説していきます。
JACリクルートメント
サービス名 | JACリクルートメント |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
公開求人数 | 約10,000件 |
非公開求人 | あり |
対応エリア | 全国 |
対象年代 | 20代〜50代 |
料金 | 無料 |
リモート面談 | 可 |
個人的にはイチオシの転職エージェントです!
JACリクルートメントの特徴として、企業の採用者と相対している人が、求職者をそのまま担当するという特徴があります。
そのため、1つの企業の情報の濃度が濃く、過去の面接の出題傾向や採用する部署が求めている人材像などを深く把握しています。
JACリクルートメント=外資系への転職というイメージがありますが、そんなことはなく日系大企業の求人も多く抱えています。
僕の担当の方は30代中盤の男性でしたが、めちゃめちゃ質が高く、レスも早いしアドバイスもかなり的確でした。
大手のホワイト企業への転職を考えている人は必ず登録しておきましょう!
マイナビエージェント
サービス名 | マイナビAGENT |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公開求人数 | 約35,000件 |
非公開求人 | あり |
対応エリア | 全国 |
対象年代 | 20〜30代 |
料金 | 無料 |
リモート面談 | 可 |
マイナビAGENTといえば「若手社員の転職」というイメージが業界内でも強いです。
20代〜30代の若年層の転職支援が強く、第二新卒にも力を入れていることで有名です。
リクルートエージェントやdodaエージェントサービスのような他の大手と比較してスタートアップやベンチャーなどの中小企業への求人も多いことが特徴です。
グローバルニッチトップ企業を応募したい人は絶対に登録しておきましょう。
他の大手と比較して登録者が少ないのか、面談や日々の対応が丁寧で時間を割いてくれるような印象を受けました!
dodaエージェント
サービス名 | dodaエージェントサービス |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公開求人数 | 約120,000件 |
非公開求人 | あり |
対応エリア | 全国 |
対象年代 | 20〜50代 |
料金 | 無料 |
リモート面談 | 可 |
dodaエージェントサービスの特徴としては「転職エージェント」と「転職サイト」が合体したサービスとなっており、1つのアカウントで両方使うことが可能となっています。
人気の機能である「年収査定」機能では約200万人のビッグデータから自分の想定年収の算出が可能となっています。
僕がdodaエージェントサービスでお会いした担当者の方は30代中盤の男性でした。
エージェント自身も他の業界からの転職者が多く、自分自身の経験からキャリア形成のアドバイスに親身に乗ってくださりました。
リクルートエージェント
サービス名 | リクルートエージェント |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公開求人数 | 約170,000件 |
非公開求人 | あり |
対応エリア | 全国 |
対象年代 | 20〜50代 |
料金 | 無料 |
リモート面談 | 可 |
リクルートエージェントは転職エージェントの最大手のサービスです。
非公開求人も多く、業界や業種に幅広く対応してくれます。
年間で約50万人の転職者を輩出しているため、経験が豊富であり、過去事例の話などを色々聞くことができます。
自分が今いる業界や企業からどこへの業界への転職が多いかなども気軽に調べてもらえます。
また、転職初心者にも丁寧にフローを説明してくれるので、それも好印象でした!
▼エネルギー業界への転職を成功させるには?
- STEP1自分の転職の軸を明確にする
転職する前に、自分が何を手に入れたいかを明確にしましょう。年収、勤務地、労働時間、仕事内容の全てが完璧な転職先はありません。
- STEP2下記7つのサイトに登録する(※全て無料)
- 転職エージェント
- 転職サイト/クチコミサイト
- STEP3登録した転職エージェントと実際に面談を行い、一番いい担当者を決める
エージェントは担当者で質に差がかなりあります。必ず複数の担当者に会って、自分が信頼できる相手を見つけましょう。
- STEP4面談内容が正しいか、転職サイトで求人情報を見てみる
エージェントからの情報を鵜呑みにせず、自分の目で求人情報を確認するようにしましょう。
- STEP5エージェントから提案を受けた企業で興味を持った企業をOpenWorkで調べてみる
- STEP6エージェントの情報と、自身で調べた情報を基に志望企業を決定する
- STEP7エージェントを通じて応募する
- STEP8面接
- STEP9内定
それぞれについて簡単に解説します。
「転職の軸」を明確にすること
大前提として、この世の中に完璧な企業はありません。
「年収が高いが、有給消化率が高く、残業も少なく、リモートワーク可なのに倍率が低い」こんな企業は存在しないのです!
今の環境の何が不満で転職活動を通じて、何を手に入れたいのかを明確にしていないと転職活動はうまくいきません。
複数の転職エージェントに登録すること
転職を成功させるには、良い転職エージェントと出会うことが大切です。
僕は過去に50人以上のエージェントの方々と面談してきましたが、正直人によって質が全然違います。
会社というよりは、本当に「人」によって違います。
そのため複数のエージェントに登録し、何人かにあって面談することでお付き合いするエージェントを選ぶことが大切です。
必ず複数社に登録して、自分にあったコンサルタントを見つけようね!
自分の目で情報を確かめること
良いエージェントと出会えたとしても、転職後の人生の責任を持つのは自分です。
そのため、エージェントの情報を鵜呑みにせず、必ず転職サイトや口コミサイトで情報を確認するようにしましょう。
具体的には、応募する企業はOpenWorkとリクナビネクストで情報を収集することをおすすめします。
▼まとめ
エネルギー業界は、地方で就職したい人にとって非常に相性のいい業界です。
今は東京で働いているが地元に帰りたい、地方で暮らしたいという人にとってピッタリの業界と言えるでしょう。
近年は事業の多様化に伴い、新事業の企画機会が増えているようで多様な業界からの中途採用を進めている企業も多いため、チャンスはたくさんあると思います!
ぜひ転職先としてスコープに入れてみてくださいね!
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