ブラック企業からホワイト企業へ転職し、人生を変えたしゃちほこの実体験から解説します!
今回のテーマは、「【2022年最新版】未経験でもOK!転職におすすめのホワイト業界9選!」です。
▼ホワイト業界とは|何をもって「ホワイト」と言うのか?
・筆者の経験から言うホワイト企業の基準
ブラック企業とホワイト企業の両方で勤務したことのある僕の経験からいうと、ホワイト企業の基準は下記の通りです。
この内5個以上クリアできれば十分ホワイト企業と言えるレベルだと思います。
ホワイトの基準は人によってそれぞれ!自分が求めるものを明確にしておこうね!
▼ホワイト企業に転職する方法の最適解は?
・転職サイトでなく転職エージェントを使う
転職エージェントの役割は、良い人材が欲しい企業と自分に合った仕事に就きたい求職者をマッチングすることだよ!
エージェントは、求人情報の選定、事務作業の代行、書類の添削、面接のフィードバックなど、一人では大変な転職活動を一緒に協力してくれます。
・転職エージェントは必ず優良なエージェント使う
転職エージェントの中にはマッチングを無視し、「ともかく転職させる」悪徳エージェントが多数存在します。
エージェントを利用する際には、必ず大手で評判のいいエージェントを利用するようにしましょう。
・エージェントのいうことを鵜呑みにしない
悪徳エージェントに騙されないようにするには、自分で情報を確かめることが大切です。具体的にはOpenWorkなどのクチコミサイトを利用し、自分で情報収集するようにしましょう。
▼転職におすすめなホワイト業界9選
ホワイト業界①化学業界
・B2Bビジネスだから顧客対応が要らない
化学メーカーのほとんどがB2Bビジネスであるため、顧客となるのは個人ではなく法人です。そのため休日はカレンダー通りになりやすく、基本的に休日出勤やいわゆる商戦期での過度な業務負荷がありません。
・化学業界の参入障壁が高いから
化学業界は業界の特性上、大きな工場や研究所が必要となります。そのため、参入障壁が高くすぐに事業を始めることや、個人で事業を始めることが難しい環境となっています。競争相手が少ないため、安定して高い利益率を保てるため、年収が高くできるのです。
・世界でも屈指の技術力があるから
日本の化学メーカーは世界に誇れる技術力があります。そのため、市場を日本だけでなくグローバルに事業展開している企業も多く存在しています。この世界的に通用する高い技術を持っていることが業界の安定につながっています。
ホワイト業界② エネルギー業界
・参入障壁が高い
エネルギー業界の共通点として、圧倒的な参入障壁の高さがあります。各地方ごとに張り巡らされたインフラを再度構築するには、莫大な費用が必要となります。また通常の日用品とは異なり、海外から安く輸入し、安く売るということができません。
・ライフラインだから景気に左右されない
石油、ガス・電気は、ライフラインであるため、景気に左右されません。景気が悪くなっても「節約する」というレベルで、全く使用しないということはありません。そのため、不景気でも安定した利益を稼ぎ出すことがで切るのです。
・電気・ガスはほぼ独占企業
これを見ると、「近年は電力の自由化に伴い、新電力が始まったのでは?」と思う人がいるかと思います。確かに電力の自由化が始まりましたが、主要な事業者は小売を行なっているだけで、配電網などは地方電力会社に借りています。
ホワイト業界③ 専門商社
・商社といえばブラックなイメージ
一般的に「商社マン」といえば、激務なイメージがあるかと思います。仕入れ先と卸先の間に立つ仕事であるため、取引先が多く出張や接待が多いのが、ブラックなイメージに繋がっています。
・鉄鋼や化学業界の専門商社はホワイト企業が多い!
ただ、上述した通り専門商社の中には川上と川下が存在しており、扱う商材や企業によって状況は異なります。ホワイトを希望する人には川下がおすすめですが、特に鉄鋼や化学業界が下記の理由から個人的にはおすすめです!
ホワイト業界④ 自動車部品業界
・日本の自動車業界は世界的に有名だから
トヨタが自動車世界販売ランキングで1位をとっていることからも分かる通り、日本の自動車業界は世界的に見てもかなり有力です。その裏を支えるのは日本の技術力であり、世界一の技術力といっても過言ではないでしょう。ブランド、技術力ともに簡単に他社が参入できず自動車部品メーカーも参入障壁の高い業界となっています。
・自動車は生活必需品だから
1世帯あたりの自動車保有数は1.39台となっており自動車はすでに生活必需品です。すでに普及していますが、今後はCASEといった言葉に代表される自動車業界の変革が進むため、販売台数が伸びていくことも予想されます
・ビジネスモデルがBtoBだから
自動車部品メーカーは自動車メーカーと異なり、BtoBビジネスです。そのため、消費者と距離があるため、クレーム対応などをする必要がありません。取引先についても自動車メーカーの数が限定的であるため新規開拓する必要は少なく、既存の取引先との取引がメインとなっています
ホワイト業界⑤ 機械業界
・技術力が高く海外でも高いシェアを誇っているから
コマツやクボタなど業界を代表する企業は世界でも高い評価を受けており、高いシェアを誇っています。まさに世界に通用する日本の技術力で、模倣が難しく競合他社の参入障壁が高く、ホワイトな業界なっています。
・国が顧客でもあるから
機械業界では企業以外に「国」が顧客になることも多々あります。国が顧客なので、当然ながら潰れることはありませんし、かなりの規模の売り上げを獲得できることになります。安定的に大きな収益を得ることができるのも業界が安定しているホワイトの理由となっています。
・ビジネスモデルがBtoBだから
機械業界は基本的にはBtoBです。
消費者と距離があるため、クレーム対応などを直接する必要がありません。また、「機械」という商材のため長い目でしかトレンドの変更がなく、急な市場トレンドの変更に左右されることもありません。
ホワイト業界⑥ 非鉄金属業界
・取り扱う製品が比較的少ないから
非鉄金属業界では扱う製品の種類は限られています。非鉄金属は合金も含めると数えきれないほどの種類がありますが、主に取引されている金属は限られています。具体的には、銅、アルミニウム、亜鉛、鉛、スズ、ニッケル、マグネシウムの7種類です。
・参入障壁が高いから
非鉄金属業界は工場や研究所などの設備投資が必要です。そのため参入障壁が高く、すぐに事業を始めることや、個人で事業を始めることが難しい環境となっています。競争相手が少ないため、安定して高い利益率を保てるため、年収が高くできるのです。
・BtoB企業がほとんどだから
非鉄金属業界は基本的にはBtoBです。消費者と距離があるため、クレーム対応などをする必要がありません。また「素材」という特性上消費者トレンドに左右されることもありません。
ホワイト業界⑦ 電子部品業界
・工場や研究所などの設備投資が必要で参入障壁が高いから
電子部品業界は業界の特性上、大きな工場や研究所が必要となります。そのため、参入障壁が高くすぐに事業を始めることや、個人で事業を始めることが難しい環境となっています。競争相手が少ないため、安定して高い利益率を保てるため、年収が高くできるのです。
・今後も需要が高まることが見込まれるから
電子部品業界では、あらゆるモノがインターネットにつながるIoT、5G関連の基地局やデータセンター、工場のオートメーション化、自動運転関連など今まで以上に需要が高まっています。今後もこうした次世代通信の需要はさらに拡大するものとみられ、電子部品業界に大きな追い風となっており、業界全体の安定した成長が見込まれているのも隠れホワイトである理由です。
次世代通信の伸長に伴う需要の強化は業界にとって追い風になっているんだね!
・ビジネスモデルがBtoBだから
電子部品業界は基本的にはBtoBです。
消費者と距離があるため、クレーム対応などを直接する必要がありません。また、「部品」という商材のため長い目でしかトレンドの変更がなく、急な市場トレンドの変更に左右されることもありません。
ホワイト業界⑧ 情報・通信業界
・設備投資に時間がかかり参入障壁が高いから
情報・通信を提供するには莫大な設備投資が必要となります。固定電話の基地局や携帯電話の基地局は、すぐに準備できるものではありません。また、情報・通信に関しては様々な法律に縛られており、簡単に事業者が参画できる仕組みになっていません。
・ライフラインだから景気に左右されないから
携帯電話、固定通信はすでに生活必需品となっているため、電気やガスと同様に需要が景気に左右されません。景気が悪くなっても「節約する」というレベルで、全く使用しないということはありません。そのため、不景気でも安定した利益を稼ぎ出すことができるのです。
・数社でシェアを分け合う状態になっているから
情報通信業界では、近年MVNOの参画や、光コラボの開始、AbemaTVのサービスローンチな
ど、過去と比較すると自由化の動きが進みつつあります。しかし、実態はまだまだ数社でシェアを分け合う状態になっています。
ホワイト業界⑨ 私立大学職員
・教育機関なので参入障壁が高い
まず大学は大前提として、国が認めた教育機関です。そのため、民間企業とは異なり、容易に参入できるものではありません。また、参入できたとしても古くからある名門大学のブランド力にすぐに対抗できません。この参入障壁の高さが高い利益率を生み、大学職員の高い年収へとつながっているのです。
・非営利組織のためノルマなどがない
大学は民間企業とは違い、非営利組織です。そのため、株主の期待に応えるために売上の成長や利益の前年超えを求められません。このスタンスの違いが、大学職員の業務にゆるさやゆとりをもたらしており、ホワイト業界と言われています。
・大学がなくなることはない
最後に、大学がなくなることはありません。少子高齢化はあるものの、毎年同じくらいの数の生徒が入学します。また、上位校であれば定員割れすることはまずありません。認知度の低い大学と有名大学で差が年々生まれているものの、一定数名が知れた大学がなくなることはまずなく、業界自体が安定しています。
▼ホワイト業界に就職するメリット/デメリット
ホワイト企業で働くメリット
・プライベートの時間を確保できる
ホワイト企業は残業が少なく、有給が取得しやすいため、家庭などプライベートの時間を確保することができます!仕事と家庭の両立ができることで人生の幸福度が増します。
・給料や福利厚生が整っており生活が安定する
残業が少ない分、残業代は稼ぐのが難しいですが、年功序列で給料が上がる仕組みになっており、生活には困りません。特に家庭を持つとお金は大切ですね。。
・空いた時間で副業や趣味に挑戦できる
空き時間に副業や趣味に挑戦することもできます。逆にブラック企業で消耗している人は、副業どころか遊びに行く気力もありません。
ホワイト企業で働くデメリット
・スキルや能力が上がりにくい
ホワイト企業は大企業であることが多く、裁量がないケースがほとんどです。そのため、他の企業で通用するポータブルスキルが身につきにくい環境にあります。
・社内の人間関係に悩みやすい
目の前の仕事に必死になる必要のないホワイト企業では、噂話などに花が咲くことが多々あります。すぐに人の噂や悪口が広まるので、標的になると居づらくなることも正直あります。
・転職先がブラックだった場合に詰む
仮にホワイト企業に勤めていて倒産したり、転職せざるをえなくなり、ブラック企業に転職した場合、耐性がないため詰みます。
▼まとめ
結論、ホワイト企業への転職はおすすめですが、メリットばかりではなくデメリットも存在していることを覚えておきましょう。また、転職する際には必ず評判の良いエージェントを利用し、「せっかく転職したのに失敗した!」ということが無いように気をつけましょうね。
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