新入社員で地方配属が出世への近道!実体験から伝える地方配属のメリット

キャリア

うつになりかけの状態でブラック企業からホワイト企業へ転職を成功させ、人生を変えたしゃちほこ(Twitter:@shachihoko_3150)の実体験から解説します!

新卒で入社して早々、地方配属を命じられた人は「左遷だ」「自分は出世コースじゃないんだ」なんて思う人がいますよね。僕も入社早々に大分に配属されて、そんなことを思いブルーな気持ちになったことを思い出します。

その後も僕は九州地方で勤務を続けて、東京本社に配属されたのは入社してから7年目のことでした。ただ、実体験を踏まえて結論から言うと「地方配属は出世においてメリットが大きい」です。僕自身も同期入社の中で最短で昇格しましたし、周りで出世している人の多くが若手時代に地方配属を経験している人ばかりでした。

この記事では「配属ガチャにやられた~。最悪や~。」って思っている人向けに僕の実体験を踏まえて「地方配属が出世への近道である理由」を紹介していきます。

地方配属のメリットは、地方勤務と本社勤務の環境の違いから生まれます。簡単に言うと、地方配属は「新入社員が成長しやすい環境」です。若手社員が成長する→実績を残す→評価される→昇格するの循環が作れるからこそ、出世につながるのです。

この後に具体的に新入社員が成長しやすいポイントについて解説をしていきます。

結論
  1. 地方勤務は新入社員が仕事を始めるのには最適な環境
  2. 地方勤務は少し頑張ればすぐに結果を残すことができる
  3. どうしても地方勤務が嫌ならば転職活動開始!まずは下記7つサイトに登録(※全て無料)

 

▼裁量が与えられる

地方配属の最大のメリットは「裁量が与えられること」です。一般的に「本社→支社→支店」という組織ピラミッドの中で、支店に近いほど扱う案件の規模感は小さくなりますが、それと反比例し裁量が大きくなります。つまり「自分で考えて意思決定できること」が多くなります。

営業をやっていると特に感じますが、裁量が大きいと何が良いかと言うと下記の点です。

  • 自分の判断が支店の実績を左右する
  • 実績の全責任が自分になる
  • 取引先の目(接し方)が変わる

つまり全てのことを自分ゴト化する必要があるため、「仕事に対する責任」と「視野の広さ」が付きます。

これは一部分を専門的にやる本社では身に付かない能力ですし、浅くても広い業務を経験できることは、僕にとってキャリア醸成の観点でも良いことでした。

▼地域限定職の存在

裁量を与えられることに加えて、地方配属では本社勤務より簡単に「エース」になることができます。

それは地方支店のメンバーには僕のような「総合職」と、全国転勤がなくその土地で仕事をすることが決まっている「地域限定職」がいます。言い方が悪いかもしれませんが、給料や昇格できるレベルが違うため、総合職と地域限定職だと仕事に対するモチベーションが全く違います。

なのでちょっと頑張ればすぐに「支店のエース」になれますし、目立つことができます。実際に僕も入社2年目には支店のエースになり、営業として一番大きい数字を任されていました。

▼仕事に打ち込める

地方配属は東京と比較すると、大学時代の友達や同期といった「つるむ相手」がいません。そのため無駄な飲み会や遊びができない環境でした。地方配属で生き残ろうと思うと、支店のメンバーに認めてもらうしかありません。

そうすると、自然と仕事に打ち込むことができます。いや、「仕事に打ち込まざるを得ない」状態になります。この状態が当時は辛いですが、社会人3年目、5年目になった時に経験や思考の深さ、視野の広さにおいて周りと大きな差を生んだと思っています。

またプライベートの時間でも読書、資格勉強など仕事の実績アップにつながる自己研鑽の時間を確保できます。実際に僕も休日は図書館にこもり、TOEICの勉強、会社で昇格に必要な資格などの勉強をしていました。

▼上司や先輩と仲良くなれる

基本的に支店メンバーは単身赴任が多いです。みんな1人暮らしなので、一緒に食事をする機会は増えます。僕も上司や先輩から毎日のように誘われ、「この後軽く飲もうか」ということがよくありました。

一緒に酒を飲み、時間を共有する機会が多いとプライベートの話や仕事の話もすることができ、本社勤務と比べると、上司や先輩と仲良くなれます。それに加えて遊び相手もいないので、週末にはゴルフに行ったりBBQに行ったりもしました。

一緒に遊ぶ時間の中で普段相談することができない仕事の悩みや、逆に上司が求めるものを知ることができました。チームで仕事をするいう観点で、プライベートの時間を共有することはとても大切であることを学びました。

▼現場を知ることができる

支店になるとお客様と直接接する機会も多くあります。本社勤務になるとわかりますが、「企画職の人間は現場がわかっていないな」と思います。

企画職のみ経験している人間は、「自分のプロダクトをイケてる」と思いがちです。しかし、営業をしているとお客様からの辛辣なコメントや「もっとこんな仕様にしたらいいのに」と思うことが多々あります。お客様と直接対峙し、商品を売ることの大変さを知り、現場の声を直接聞くことで自分が企画職になった時に周りとは違うバリューを提供できるようになります。

▼サバイバル能力がつく

これは精神的な話になるかもしれませんが、地方配属を経験すると、精神的に強くなります笑

それは新入社員として入社早々に縁もゆかりもない土地に単身で乗り込み、頼れる人もいない中で生活をしていかないといけないからです。「人に助けてもらうことの大切さ」「親のありがたみ」を心から痛感する日々は、人間を大きくしてくれます。

僕も今思えば良い思い出ですが、「大変だったな~」と思います笑

でも、今の自分を支えているのは間違いなく地方勤務時代の経験だったと確信しています。自分が転職を意思決定できたのも、地方配属を経験していたからなんだと思います。

▼どうしても地方勤務が嫌な人は

それでも、「どうしても地方勤務が嫌だ」という人もいると思います。そんな時には勇気を持って異動希望を申し出ることです。ただ、それでもなかなかうまくいかないことが多いです。

そんな時には、転職エージェントへ登録をしましょう。特に社会人3年目までは第二新卒ブランドが存在するためおすすめです。

転職するかしないかは別として、転職活動するのは世界観が広がるしおすすめですよ!

転職を成功させるためのステップ
  • STEP1
    自分の転職の軸を明確にする

    転職する前に、自分が何を手に入れたいかを明確にしましょう。年収、勤務地、労働時間、仕事内容の全てが完璧な転職先はありません。

  • STEP2
    下記7つのサイトに登録する(※全て無料)  
  • STEP3
    登録した転職エージェントと実際に面談を行い、一番いい担当者を決める

    エージェントは担当者で質に差がかなりあります。必ず複数の担当者に会って、自分が信頼できる相手を見つけましょう。

  • STEP4
    面談内容が正しいか、転職サイトで求人情報を見てみる

    エージェントからの情報を鵜呑みにせず、自分の目で求人情報を確認するようにしましょう。

  • STEP5
    エージェントから提案を受けた企業で興味を持った企業をOpenWorkで調べてみる

  • STEP6
    エージェントの情報と、自身で調べた情報を基に志望企業を決定する
  • STEP7
    エージェントを通じて応募する

  • STEP8
    面接
  • STEP9
    内定

▼第二新卒におすすめの転職エージェント4選

第二新卒におすすめの転職エージェント4選
  • 第1位:JACリクルートメント
  • 第2位:dodaエージェント
  • 第3位:マイナビエージェント
  • 第4位:リクルートエージェント
第1位:JACリクルートメント

サービス名JACリクルートメント
運営会社株式会社ジェイエイシーリクルートメント        
公開求人数約10,000件
非公開求人あり
対応エリア全国
対象年代20代〜50代
料金無料
リモート面談
JACリクルートメントのおすすめポイント
  • システムの登録が簡単なため始めやすい
  • エージェントが企業の採用担当者と直接話している
  • 一人一人のエージェントの質が高い

個人的にはイチオシの転職エージェントです!

JACリクルートメントの特徴として、企業の採用者と相対している人が、求職者をそのまま担当するという特徴があります。

そのため、1つの企業の情報の濃度が濃く、過去の面接の出題傾向や採用する部署が求めている人材像などを深く把握しています。

JACリクルートメント=外資系への転職というイメージがありますが、そんなことはなく日系大企業の求人も多く抱えています。

僕の担当の方は30代中盤の男性でしたが、めちゃめちゃ質が高く、レスも早いしアドバイスもかなり的確でした。

大手のホワイト企業への転職を考えている人は必ず登録しておきましょう!

第2位:dodaエージェント
サービス名dodaエージェントサービス
運営会社パーソルキャリア株式会社               
公開求人数約120,000件
非公開求人あり
対応エリア全国
対象年代20〜50代
料金無料
リモート面談
dodaエージェントのおすすめポイント
  • 1つのIDでエージェントとサイトの両方の機能を利用できる
  • 企業からのスカウトメールが多い
  • サポート体制が充実している

dodaエージェントサービスの特徴としては「転職エージェント」と「転職サイト」が合体したサービスとなっており、1つのアカウントで両方使うことが可能となっています。

人気の機能である「年収査定」機能では約200万人のビッグデータから自分の想定年収の算出が可能となっています。

僕がdodaエージェントサービスでお会いした担当者の方は30代中盤の男性でした。

エージェント自身も他の業界からの転職者が多く、自分自身の経験からキャリア形成のアドバイスに親身に乗ってくださりました。

第3位:マイナビエージェント
サービス名マイナビAGENT
運営会社株式会社マイナビ                   
公開求人数約35,000件
非公開求人あり
対応エリア全国
対象年代20〜30代
料金無料
リモート面談

マイナビAGENTのおすすめポイント
  • 第二新卒、若い求人に強い
  • エージェントの対応が丁寧
  • 中小企業の求人量を多く抱えている

マイナビAGENTといえば「若手社員の転職」というイメージが業界内でも強いです。

20代〜30代の若年層の転職支援が強く、第二新卒にも力を入れていることで有名です。

リクルートエージェントdodaエージェントサービスのような他の大手と比較してスタートアップやベンチャーなどの中小企業への求人も多いことが特徴です。

グローバルニッチトップ企業を応募したい人は絶対に登録しておきましょう。

他の大手と比較して登録者が少ないのか、面談や日々の対応が丁寧で時間を割いてくれるような印象を受けました!

第4位:リクルートエージェント
サービス名リクルートエージェント
運営会社株式会社リクルート                  
公開求人数約170,000件
非公開求人あり
対応エリア全国
対象年代20〜50代
料金無料
リモート面談
リクルートエージェントのおすすめポイント
  • どんな人でも担当者がついてくれる
  • 求人数が多いため選択の幅を広げてくれる
  • 初心者でも転職

リクルートエージェントは転職エージェントの最大手のサービスです。

非公開求人も多く、業界や業種に幅広く対応してくれます。

年間で約50万人の転職者を輩出しているため、経験が豊富であり、過去事例の話などを色々聞くことができます。

自分が今いる業界や企業からどこへの業界への転職が多いかなども気軽に調べてもらえます。

また、転職初心者にも丁寧にフローを説明してくれるので、それも好印象でした!

▼まとめ

結論
  1. 地方勤務は新入社員が仕事を始めるのには最適な環境
  2. 地方勤務は少し頑張ればすぐに結果を残すことができる
  3. どうしても地方勤務が嫌ならば転職活動開始!まずは下記7つサイトに登録(※全て無料)

 

僕が地方配属を実際に経験して感じたこと、それは「地方配属はずっとは許されない」ということです。多くの会社の方針として、20代前半は地方で勤務をさせ、20代後半〜30代は本社勤務にさせるという方針があると思います。

当然今は辛いかもしれませんが、経験者から言うと「地方勤務は楽しいし、あなたを成長させてくれる」ということです。心身ともに健康であることが前提ですが、将来出世したいなら地方勤務は必要な時間なんだと思います。メリットも沢山あるので、ぜひ楽しんで欲しいと思います。

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