【悲報】職場の人間関係が最悪なのは危険すぎるぞ!大企業の配属ガチャでハズレを引いた話

転職活動

こんにちは。シャチホコです。

社会人になると学生時代とは異なり、様々な人と付き合っていく必要があります。特に大企業では会社に関わる人の数が多いため、色んな人とうまくやっていかなければいけません。

ただし中には職場の人間関係が最悪な部署が一定数存在します。僕も過去に配属ガチャで最悪な人間関係の職場を引いたことがあるのですが、悲惨でした。

この記事では、職場関係の人間関係が及ぼす影響と、そういった部署を引いた時の対処法について解説していきます。

▼社会人の悩みで1番多いのは職場の人間関係

社会人になると色々な悩みが尽きないものです。その中でも1番悩みとして多いのが職場の人間関係です。特に大企業に勤めると職場の人間関係からは逃げることができません。

・大企業で働く上で避けられない配属ガチャとは?

配属ガチャとは、定期異動での配属先の部署や配属先の上司がどうなるのかわからないことをソーシャルゲームの「ガチャ」になぞらえたものです。人間関係の良好な部署に配属されたり、良い上司に恵まれたりした場合は「あたり」、そうでない場合は「はずれ」となります。

大企業の定期異動は2-3年のスパンでやってきて、いつどこに行くかわかりません。部署によって雰囲気が全く異なるので、時には人間関係が最悪を引いてしまうことがあります。大企業の配属ガチャについては下記の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

・大企業では一緒に働く人を選ぶことができない

大企業はベンチャー企業やスタートアップ企業と異なり、一緒に働く人を選ぶことができません。時には自分が尊敬できない上司や同僚と働かざるを得なくなります。

尊敬できる上司がいて「この人の下で働きたい」と思っても、2-3年であなたが異動するか上司が異動することで、また違う上司と働かなくてはならないのです。

・自分の人間性にも影響が及んでしまう

職場の人間関係の恐ろしいことは、自分の人間性にも影響が及んでしまうということです。一般的に人間は周りから影響を受けやすく、自分の周りにいる5人の人間性の集合体が、今の自分の人間性を形成していると言われています。

そのため、仮にあなたの周りにネガティブな発言や他人の悪口をいう人がいれば、少なからずその人間性があなたに身についてしまいます。そういう意味でも職場の人間関係というのは恐ろしいのです。

▼大企業の職場の人間関係の種類

では職場の人間関係にはどのような種類が存在しているのでしょうか。ここでは僕が勤めていた大企業での主な人間関係の種類を紹介します。

・上司との人間関係

まず上司との人間関係です。その中でも大切になるのは、直属の上司(課長レベル)との人間関係です。なぜなら、あなたの評価をつけたり、あなたが業務上困っている時に手を差し伸べるのが直属の上司だからです。

この上司との人間関係がうまくいっていないと、日々のストレスになるのはもちろんのこと、評価や業務上にも大きな支障が出てくることになるのです。

・同僚との人間関係

次に同僚との人間関係です。理想のチームとは共通の目標に向かい切磋琢磨し、お互いに困った時には助け合えるチームです。しかし、同僚との人間関係が悪いと「自分さえよければいい」という発想になります。

チームの人間関係が悪いと、余計な話に足を突っ込み自分の仕事が増えることを極度に嫌がり、フォローしあいません。お互い常にイライラしており、ストレスになります。

・他部署の人との人間関係

業務を進める上では他の部署と協力して案件を進めることもよくあります。こういう際に特に大企業で多いのが、部署間で駆け引きをすることです。大企業は縦割り組織です。そのため同じ会社なのに部署が違うだけで利害関係も異なります。

どちらが中心となって行うか微妙な業務は押し付け合いますし、お互いの部の利害関係のバランスを取る必要もあります。これが非常に面倒くさく、ストレスになります。

・取引先との人間関係

最後に取引先との人間関係です。取引先にもいくつかパターンがあり、委託先、営業先、協働先など様々です。企業が違うので本当に色々な人がいて、特に営業先は自分たちが顧客であることを良いことにモンスターカスタマーとなる人もいます。

僕自身も営業の時に365日24時間いつでも電話をかけてくる営業先を担当しており、本当に苦労しました。休日に旅行に行った際にも電話を気にしながら過ごしたのは今でも忘れられません。

▼【実体験】職場の最悪な人間関係が起こす影響

では職場の人間関係が及ぼす影響とは具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ここでは僕が最悪の人間関係のチームで働いていた時の実体験をもとに解説していきます。

・協力し合わないため生産性が落ちる

職場の人間関係が悪いと、お互いに協力し合わないため、チームとしての生産性が非常に落ちます。みな基本的に自分のタスクが増えることを極度に嫌うため、横で困っている人がいても「大丈夫?何か手伝うことある?」なんて言葉は一切かけられません。

その困った結果は自分で責任をとって対応するしかないのです。とても孤独ですし、過去のノウハウがない案件だと非生産的な方法で仕事を進めるしかなくなります。

・仕事をしていても楽しくない

仕事をしていて楽しいときややりがいを感じれる時は、達成感を感じられる時とイコールだと思います。達成感を感じるにはチームのみんなで苦労を分かち合いながら共通の目標を達成できた時です。

しかし、人間関係が悪いとそもそも共通の目標なんて概念は存在しません。みな自分が与えられた仕事をただ淡々とこなす。そしてそれ以外の業務は増やさないというスタンスです。

人間関係が悪いと仕事をしていて達成感を感じることができないので、本当に楽しくないです。

・ストレスが溜まり心身の健康を崩す

最後に人間関係が悪いことはストレスが溜まります。自分が苦手な人や嫌いな人と話す時に動悸が早くなったり、緊張した経験はないでしょうか。日常が常にあの状態になります。

大したことでなくても業務を依頼するときには「なんか言ってくるかな」「文句言われたら嫌だな」「断れたらどうしよう」なんて不安が心を常にリフレインしています。

この状況は想像以上にストレスがかかっているため、この状況が続くと心身の健康に被害を及ぼす可能性があります。僕も実際眠れなくなってしまった時期がありました。

▼職場の雰囲気を最悪にする人の特徴

職場の雰囲気が悪くなるのは大抵の場合、原因となる人が存在しています。いわゆる組織の癌というやつです。そういった人にはどんな特徴があるのか解説します。

・ネガティブなことばかり言う

まずネガティブ発言が多いことです。なにか始めようとしても基本的に肯定せず否定から入ります。新しいことをすることをともかく嫌い、現状維持を好む人です。

ネガティブな思考は周りに伝播します。特にチームリーダーや業務の中心人物がネガティブだとみな否定されることを嫌い自分から何かを発信することをやめ、業務を前に進めようとしません。

・人によって態度を変える

人によって態度を変える人も要注意です。特に年上には何も言えないのに、部下や「自分より弱い」と判断したメンバーに強く出る人は危険です。なぜならそう言った人は新人いじめや職場いじめをする傾向があります。

仮にいじめが起きていても、人間関係の悪い職場では解決しようという雰囲気になりません。みな「自分は関わらないようにしよう」と見て見ぬふりをします。

・悪口が大好き

悪口が大好きという人も職場の人間関係を悪くする傾向があります。これは女性に多いのですが、悪口を言うことで共通の敵を作り、自分が孤独になることを防ぎます。

しかし、悪口が蔓延している職場で雰囲気がいい職場はありません。なぜならいつ自分が悪口を言われる対象になるかわからないからです。そのためみな表面上の付き合いしかしなくなってしまうのです。

・すぐ感情的になる

すぐ感情的になる人も注意です。特に年長者で何かあるとすぐに感情的になり、高圧的な態度を取る人がいると、皆腫れ物に触るように接するようになります。その余計な労力にストレスがかかります。

また感情的になる人がいると、職場の雰囲気は一気に悪くなります。仕事をしていても気持ちよくないですし、何より「怒らせないようにしないと」という気遣いは面倒臭い以外の何者でもありません。

▼職場の人間関係に人生を振り回されないために

では人間関係が最悪な職場に自分の大切な人生を振り回されないようにするためにはどうすればいいのでしょうか。少しでもストレスを軽減する方法を解説します。

・職場の全員とうまくやろうとする必要はない

まず大前提として職場の全員とうまくやろうとする必要はありません。それは不可能だからです。僕は人間関係が最悪な部署に配属された時にも前向きに「うまくやろう」と努力しましたが結論無理でした。

それはあなたの力不足ではなく、他の人の性格を変えることは無理だからです。なので、会社には一定数輪を乱す人がいることを理解し、やばそうな人とは距離をおけばいいのです。

・危険な人とはメールやチャットでやりとりする

感情的になったり、悪口を言いまくるような職場にいる危険な人とは直接話すと危険です。余計な仕事を振られたり、高圧的な態度を取られストレスを感じることになります。

そのため業務上必要なコミュニケーションはメールかチャットでやりとりすることをおすすめします。その際にCCにあなたの上司を入れておくと、何か問題が起きた時に相談しやすかったり、相手も構えるのでスムーズに行くことが多いです。

・信頼できる人に自分が悩んでいることを伝える

信頼できる人には発信し、自分が悩んでいることを伝えるようにすることをおすすめします。そうすると良いアドバイスをもらえるかも知れないですし、異動のきっかけをもらえることがあるかも知れません。

僕も悩んでいた時には、自分の昔お世話になった上司に相談し、部署を異動する方法など色々とアドバイスをもらうことができました。

・協力できる仲間を見つける

チームの中に協力できる仲間がいなかったとしても、他のチームや部署に協力できる仲間というのは作っておきましょう。仕事はスムーズにいかないことが多くあり、中にはイレギュラーな対応を他の部署にしてもらわないといけないこともあります。

その時に協力し合えるホットラインを作っておくと、心強いですし、他部署への依頼という余計なストレスを抱えず済みます。「この人いいな」と思える人とはお互いに貸し借りしながら関係を作っておきましょう。

・必要最低限のことだけこなす

人間関係な職場では必要最低限なことだけこなすようしましょう。特にあなたが若い立場だったりすると、仕事を押し付けられることがよくあります。しかし、これを受けまくっているとあなたがパンクしてしまいます。

ただ、なかなか依頼されたものを断れないのが若手の宿命です。そんな時には、36協定の残業時間の上限を理由に上司に相談しましょう。

・プライベートではなるべく関わらないようにする

そして1番大切なのは業務時間以外で関わりを最小限にすることです。人間関係が最悪な職場でも定期的に飲み会や懇親会があります。ただ、そこにいってもいいことなどありません。むしろあなたの貴重な時間が失われるだけです。

仕事は「金をもらっているから」と割り切ることができますが、飲み会はお金を払って時間も失って、いいことがありません。そのため業務以外で関わらないことを強くすすめします。

▼配属ガチャで最悪な職場を引いた時の対処法

最後に人間関係が最悪な職場を引いてしまった時の対処方法について紹介します。結論から言うと、社内異動か転職するしか方法はありません。それぞれについて解説します。

・社内公募に応募する

まず最初に社内公募に応募することです。社内公募は自分が希望したい部署を手を挙げて異動できる方法です。

ただし、多くの場合今の部署に配属されてから◯年以上といった条件が設定されているため、配属後すぐに応募するのは難しいでしょう。また社内公募は即戦力が求められるため、過去の実績や評価が重視される傾向にあるので、少し足の長い話になるでしょう。社内公募については下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

・病んだふりをして異動を試みる

これは僕が実際に人間関係が最悪な部署に配属された時にした方法なのですが、病んだふりをするという方法です。僕は当時月間80-90時間の残業をしており、夜1時くらいまで毎日働いていました。

その際に生活リズムが壊れ、産業医面談を何度か行い、直属の上司に異動を希望しました。この際に産業医にも「異動したい」という旨を伝えていました。実際に異動は叶いませんでしたが、業務量を減らしてもらうことができました。

・キャリア申告はボロクソに書く

多くの企業で定期的にキャリア面談なるものが設定されます。内容としては「、自分の現在の業務の適正と今後どのようなキャリアを歩みたいのか」を記載するものです。この内容を基に上司と面談をし、キャリアの棚卸しと次の行動を決めるというものです。

このキャリア申告の中で、今の業務が合っていなくて異動したいという旨を忖度なく記載した方がいいです。会社としては、社員が退職することを恐れています。そのため、この記載内容が激しければ、人事と直接面談することができます。実際に僕もこの内容を盛りに盛って記載した結果、人事と面談することとなり、上司経由でチームを変えてもらうことができました。

・転職活動を開始する

社内での異動を検討しつつ、並行してすべきなのが「転職活動」です。「え、転職活動?」と思うかもしれませんが、実際に転職しなくても今の自分にどのような選択肢があるかを知っておくことはいい機会になります。

また、今はエージェントとの連絡もリモート中心になっているので、仮に地方にいても東京の企業を簡単に受けることができます。大企業では異動するのがそう簡単ではありません。そのため転職活動をし、最悪の場合も想定した上で選択肢を増やしておくことは大切なことなのです。

▼まとめ

僕自身の経験から言うと、職場の人間関係が悪いのは会社の企業体質にも問題がある場合が多いです。例えばパワハラが横行していたり、いじめを見て見ぬふりをしていたり。

確かに大企業だと部署によって文化や雰囲気は異なるため、社内異動で解決できる可能性はありますが、根本に企業体質の問題があるということも忘れてはいけません。もし人間関係の悪い部署があなたの会社に多いなら、迷わず転職することをおすすめします。

これから数十年同じ環境で同じストレスにさらされて、あなたの心身の健康に影響が及ぶ前に自分で行動して環境を変えるようにしましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました